ひみつのアッコちゃん

やはり赤塚不二夫氏は不世出の天才漫画家なのだ

ひみつのアッコちゃん
名無し
1年以上前

言わずと知れたギャグマンガの帝王、赤塚不二夫氏の遺した少女漫画です。何故かおっさんである私の記憶の中にもしっかり残っているのは、TVアニメ化された物を見ていたからだろう。漫画も読んでいた筈なのですが、今回のGWにかけての無料公開で読み返させて頂き、変身に使うのがコンパクトでなく立派な鏡だったり、「テクマクマヤコン」を唱えない事を再発見し、大いに驚きました。懐古趣味からでなく、偶然昔読んだ漫画に出会って、その頃の気持ちの戻るって良いですね。

霊媒師いずな

懐かしの名作がエロ漫画にwww

霊媒師いずな
名無し
1年以上前

昔に、ジャンプで連載されていた地獄先生ぬ~べ~にでてくる女子高生霊媒師のいずなが主人公の物語です。ぬ~べ~を読んでいた世代であれば、懐かしのキャラや、最終回のその後が描かれているので楽しめます。ただ、エロはより過激に、お色気シーンは大幅増量されていますので、前作の青春感が好きな人にとっては、本作のギャグエロは受け入れがたいかもしれませんが、話の面白さは変わってないです。

今日も拒まれてます~セックスレス・ハラスメント 嫁日記~

山木が心底むかつきすぎて眠れない

今日も拒まれてます~セックスレス・ハラスメント 嫁日記~
名無し
5ヶ月前

主人公の旦那、山木がクズすぎてとにかくむかつく。自分の経験とも相まって思い出し怒りがして、この旦那を早く地獄に落としてくれ!と願わずにいられない。腹立つほど信じられない事が次々と起こる。でも読まずにはいられない漫画だった。不倫をされたことのある方、旦那がクズな方、共感できます。これは面白い。自分よりも大変な思いをしてる人がいるのだと思えます。ただ、震えるほど山木には心底むかつきます(笑)

新ナニワ金融道

えげつないけど面白い

新ナニワ金融道
名無し
1年以上前

お金が絡んだ時に現れる人間の本性がえげつなく描かれていてとても面白かったです。絵柄は独特でクセがありますが、この絵柄だからこそ人間の本性がより生々しく伝わってきます。また、この作品を読めば金融や民法の知識がかなりつくので、高校生や大学生には社会に出る前に一度は読んでおくことをおすすめします。

わんぱく天使

可愛くて、あっけらかんと残酷

わんぱく天使
名無し
1年以上前

『わんぱく天使(エンゼル)』は1976年に秋田書店の月刊プリンセスで連載されていた赤塚不二夫の作品。美人のお姉さんと、酷いイタズラばかりする弟キヨシが巻き起こす、わちゃわちゃしたドタバタコメディです。 整形、首吊り、いじめ、恐喝、暴力など、アブナイ話題ばかりですが、それは時代もあってか、あっけらかんと描かれています。姉さんを慕う犬が、ハンドバッグにされて、最後は姉さんに愛用されて良かったね、なんて残酷でシュールな話でしょう笑 でも、そこが面白いです。 はたして当時の少女読者にどこまで受け入れられたかわかりませんが、少なくとも最終話のオチを見る限りでは、いいお話だったように思います。

CLAYMORE

エンジェル伝説と同じ作者とは思えない

CLAYMORE
名無し
1年以上前

エンジェル伝説と同じ作者とは思えない、重厚なファンタジー?バトル物です。色素の薄い美少女が大量に出てきますが、きちんと主要メンバーひとりひとりの生い立ち、背景が描かれています。 次の展開がどうなるのか、ハラハラしっぱなしで一気に読めます。 まさかそうくるとは!死なないで!と、何度も思いましたw 読後感の良い作品です。

星川銀座四丁目

教師と児童の恋と依存と、その先と。

星川銀座四丁目
あうしぃ@カワイイマンガ
あうしぃ@カワイイマンガ
1年以上前

両親の存在に苦しみ、不登校になった小学六年生の松田乙女。見かねた教師の那珂川湊は彼女を引き取り、養子に迎える事を目指して、共に生活を始める。 強引に乙女を連れて来た湊。真っ当な愛情を注ごうとする、懸命で正義感の強い女性……なんだけど……。 ♡♡♡♡♡ 第一話では、乙女のためにしっかりしないといけない湊が、とんでもない事をしでかして驚かされる。しかもその理由が「乙女がいない時間が辛い」という、情けないもの。最初のカッコよさとの落差は、衝撃的だ。 しかしこれをきっかけに、乙女は大きな決断をする。そして却って湊への信頼を増し、湊の為に在りたいと想うようになる。 そしてその気持ちは、 信頼を超え、恋心になる。 互いを想い合う様子は温かく、二人の時間は甘く、時に危ないほどに気持ちが昂る。 しかし強い恋心は、過度な依存に形を変える。思ったよりだらしない湊と、思ったより恋にのめり込む乙女の関係には、常に危うさが付き纏い、不安になる。 更に協力者と思っている人物も、法律も、決して二人の味方とは言えない状況。乙女が子供であるために、二人が引き離される不安は常に示唆される。本当の心の絆が試される時、湊と乙女は……。 年の差百合にときめきつつ、恋愛依存関係から自立した人間同士の関係へと成長する過程を追った、真剣で優しい物語だ。

赤塚不二夫 1950年代作品集

わかるかなぁ~わかんないだろうなぁ~?

赤塚不二夫 1950年代作品集
名無し
1年以上前

赤塚先生のギャグ漫画で、時折登場する目のキラキラしたバカボンやイヤミ、彼らの源流になったのがこの50年代に描いていた少女漫画群である。 作品中にも出てくるが、石ノ森章太郎先生との合作及び伝説のトキワ荘の面々がペン入れをしたと思われるコマもあり、ストーリーだけでなくこのあたりを想像するのも楽しいものだと言える。内容としては短編でクラシックなものなのだが、セリフの独特の言い回しが面白い。この“ん?”と思わせる読者を引き込む力はやはり赤塚&石ノ森&トキハ荘といったところに思えた。

【素敵なロマンスコミック】晴美の育児戦争(ウォーズ)

ウィズは知っている

【素敵なロマンスコミック】晴美の育児戦争(ウォーズ)
ひさぴよ
ひさぴよ
1年以上前

真面目なテーマをハートフルに紡ぐ名手・福田素子の全3話の短編集。 3話目の「ウィズは知っている」がとても素晴らしい作品でした。 ウィズという愛犬と、子供のいない夫婦の絆を描いていた作品です。 比較するわけではないですが、谷口ジローの「犬を飼う」を彷彿とさせる内容で、犬と暮らしてきた人には特に刺さるのではないでしょうか。 ところで作品について調べてたら、以下のPinterest投稿を見つけました。 ウィズは、福田先生の愛犬がモデルだったんですね。 https://www.pinterest.jp/pin/474144667004081418/

ヤンデレ系乙女ゲーの世界に転生してしまったようです

全員ヤンデレ

ヤンデレ系乙女ゲーの世界に転生してしまったようです
名無し
1年以上前

転生物語が好きな人におすすめです。 主人公は悪女役で攻略対象が全員ヤンデレという設定です。 ヴォルフというヤンデレになる前の子供と婚約をするということになります。 主人公は何とかしてヤンデレを回避するためにあらゆる方法で頑張ります。 主人公は死ぬのを回避できるのか。これからも楽しみです。

偽史山人伝

ヒトの形をしたナニカたちの神話みたいな物語

偽史山人伝
にわか
にわか
1年以上前

現実の世界にすっと不思議なナニカが溶け込んでいるような作風が魅力的。とりわけ人魚川の点景は、これまでの人魚観をいっぺんさせるような物語だ。有罪無害玩具のころから人魚というテーマを面白く扱ってるなと思っていたが、今回はより身近な未知として描いている。 タイトルにもなっている偽史山人伝は民俗学や害獣から着想を得た物語らしい。現実世界にあるをすこしだけスライドさせ、異空間をつくりあげる。素晴らしい作家だと思う。 先生のホームページ http://tirasimanga.web.fc2.com/TUM/TUM.html

上司の嘘と溺れる恋

鬼上司だと思っていた課長と不倫?

上司の嘘と溺れる恋
名無し
1年以上前

25歳の深川美月は鬼の王子こと課長の鬼木隼人に毎日こき使われ残業の日々。仕事に明け暮れ、彼氏にも会えず、挙句の果てに彼氏の浮気で恋はジエンド。しかしそのお陰で心から好きな人にめぐり逢えた。相手は嫌われていると思っていた鬼の王子。仕事では厳しいけれど実は優しいイケメン上司、そんな相手に迫られたら美月じゃなくても落ちてしまう。美月は不倫だからと自分から色々我慢する毎日、鬼木の指輪に秘密がある事も知らずに。鬼木の方が自分からはっきり言うべきで美月が健気で可哀想と思いつつ、そんなシチュエーションで進む恋愛話も面白い。厳しくても鬼木のように目の保養が出来る上司なら大歓迎。鬼の王子が自分の会社にも居たらいいな、なんて思わず想像してしまう。社内恋愛をしている人もしていない人も、パリキャリ、ゆるキャリに是非お勧めしたい作品。

B.C.アダム

赤塚ワールドが炸裂する創世記

B.C.アダム
名無し
1年以上前

赤塚不二夫流解釈で綴られる、ギャグにびっしり包まれた旧約聖書・創世記といった趣の作品で、そのギャグも下ネタ、ダジャレ、楽屋落ち連発で、飲み屋で構想されたのでは?といぶかってしまうようなレベルのものが殆どという、まさに赤塚ワールド炸裂の作品です。この漫画は1975年発表ですが、今の感覚で見るとコマ割りが素直で、背景の書き込みが少なく、画面全体が白く感じられます。ギャグの破天荒さとともに、意外なほどオーソドックスで手堅い画面構成も印象に残りました。

虹、甘えてよ。

犯人は誰だ!

虹、甘えてよ。
名無し
1年以上前

虹、甘えてよ。は恋愛サスペンス漫画です。 この漫画のメインストーリーとしては、やはり主人公を襲った犯人が誰なのかと言うことに尽きると思います。 実はかなり序盤から怪しかったキャラクターがいるのですが、その人が犯人ではないと言う可能性も作品の中で示唆されていて、かなり読んでいてワクワクします。

バーナード嬢曰く。

巻を増すごとに面白い

バーナード嬢曰く。
名無し
1年以上前

小説を良く読む人には絶対読んでほしい作品!さらには、漫画ばっか読んで活字を読んでこなかった人にもオススメです。 どちらの立場にとっても、あるある、めっちゃ分かる!という細かいネタがてんこもり。キャラクターもそれぞれ愛情もって描かれており、巻を増すごとに面白くなってきます。施川さんの真骨頂。

サンリオ男子

来世ではマイメロちゃんになりたい

サンリオ男子
野愛
野愛
1年以上前

ウィッシュミーメルちゃんとモップくんとリトルフォレストフェロォくんが好きです。 サンリオ好きです。ピューロ行きたいです。 という訳で読んでみたサンリオ男子。 眩しすぎます。 ピューロ行くと見かけるJKや量産型女子やカップル達はこういう青春おくってるんですね…眩しい…。 サンリオは、むやみやたらに夢を叶えることや自立することばかりを押しつけず深い優しさと大きな可愛いで包んでくれるような世界観があります。 なのでオタクにも優しい。陰キャにも優しい。そしてキラキラしてる若者たちにも優しいんです。 みんなそれぞれのKAWAIIがあればいいんです。 こういう青春おくりたかったな!という感情も包み込んでくれるよ、サンリオなら。

おそ松くん

シュールすぎるギャグの海にどっぷりはまろう。

おそ松くん
名無し
1年以上前

登場人物一人ひとりがあまりにも強烈な個性を発しているため「主役は誰?」と、真面目なひとは考えてしまうかもしれません。 もはやお話もストーリーがあるのかないのかハチャメチャ。でも読後感は爽やかです。突き抜けすぎているナンセンスな世界。 常識をふりきっているキャラクターたちが、抑圧されて窒息しそうな気持ちに穴をあけてくれる。 自分の常識のねじを外す危険な本でもあります。平均・平等を無理やり意識させられて息が詰まりそうになっているとき、こんなギャク漫画が日常をちょっとだけ逸脱させてくれます。 現実に会社組織などで、この漫画のキャラクター達に当てはまる人がいると思います。苦手な上司・同僚をこの漫画のキャラクターでイメージすると、ちょっと気持ちが楽になりますよ。

フローラ

いつか続きが読めますように

フローラ
かしこ
かしこ
1年以上前

主人公のフローラさんは幼い頃に母を亡くしていて、小津安二郎の映画みたいに「私が結婚したらお父様が1人になってしまうわ」と言って結婚せずにいたのですが、駅で偶然出会った鉄道オタクの変わり者をどうやら好きになり始めて…!という恋物語です。舞台が20世紀初頭のフランスで、純情だけどおっちょこちょいな主人公という昔懐かしい少女漫画な感じもありつつ、かわかみじゅんこ先生がフランス在住(しかも主人公と同じフォンテーヌブローにお住まい)なので文化や背景の描写にリアリティーがあるのがいいです。恋のお相手の男性が超絶イケメンではないのですが、フローラさんが好きになったポイントが「何かに熱中しているところが大好きなお父様にそっくり!」なので、こういうシュチュエーションの方がドキドキできるという方は私の他にもいらっしゃるでしょう。しかし、この鉄道オタクにちょっとよからぬ噂があるようだ…という、とても気になるところで終わってしまっているのが残念です。どうやら掲載誌が休刊になってしまったよう。あぁ〜!続きが読みたいよ〜!ロマンチックな物語にかわかみ先生のトーンワークがばっちりハマっていて夢心地になれます。オススメです!

魚の見る夢

傷付け束縛する、壊れた姉妹の愛憎

魚の見る夢
あうしぃ@カワイイマンガ
あうしぃ@カワイイマンガ
1年以上前

高1の妹が、高3の姉に首輪をつけて束縛する……そんな始まりのこの物語は、常に幾らかの息苦しさを纏っている。 母を失って「壊れた」家庭で、大切だった家族の関係を妹との間だけでも守ろうとする姉。姉に家族以上の感情を抱いてしまった妹は、気持ちをぶつけ、姉を翻弄する。 好きって何? 女の子同士で? 家族だから何? 疑問符だらけの中を、二人は迷走する。 互いが大切なのに、自分の「大切」の形を守ろうとして、却って互いを縛り、傷付けていく姉妹……二人の張り詰めた心に、重い痛みを覚える。 更に両者とも、友人関係にもこの息苦しさは形を変えて現れ、一筋縄ではいかない重い物語のバリエーションが展開される。最後まで息継ぎをする瞬間は、無い。 この息苦しさを救うのは、小川麻衣子先生の流麗ですっきりとした、軽みのある絵。優しさと、どこか重力を感じさせない浮遊感が、タイトルの様に「水中の夢」を見ているのでは?という気にさせる。 この作品が「夢」なのだとしたら、読み終わった時に、私達は夢から醒める。心の痛みと、纏わり付く甘く息苦しい感情を思い出しながらも、少しずつ、忘れていく。 また思い出す為に、手に取るに違いない。

ディア マイン

全人類に薦めたい歳の差マンガ

ディア マイン
nyae
nyae
11ヶ月前

数ある歳の差漫画の中でもトップ3に入るくらい好きな作品です。 大人びている、というよりも、家柄と育った環境によって「子どもでいられなかった」10歳の少年と、突然彼の許婚となった女子高生とのピュアで優しいラブストーリーです。出てくるキャラだいたいみんな優しいので安心して読めますよ。 学生の時に友達にディアマイン面白いよと薦められて読んだんですが、それが黒髪つり目ショタへの目覚めとなったんですね…というのは余談すぎますね。 わたしが持ってるのは全4巻の単行本ですが、文庫用に表紙を描き下ろしたんでしょうか、そちらも良いですねぇ。。

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