工業用ロボットの旅の物語
工業用ロボットが好奇心旺盛な少年少女と接触して自我に目覚め、孤独な旅に出る物語です。 その過程で様々な出会いと別れが生じ、世界に奇蹟と恐怖を撒き散らします。 絵だけを見ると、この作品はホラーなのかな?と思うけど、 ストーリーを追っていくと、高度成長期のオートシステム化の始まりで、それに伴う人間の戸惑いと葛藤を描いていくのか? 横図先生らしい作品です。
産業用ロボットが、ある日突然意識を持った!それは、少年さとると少女まりんの純粋な心が作り出した意識でもあった!父親から「うちの会社にロボットが入社する」と聞いたさとるは、興味津々。モンローと名付けられたロボットとさとるは出会うが!?
・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※
もう何回も読んでるが毎回面白い。安定して面白いというのではなく毎回新鮮な気持ちで楽しんでる。テーマ性とか時代性とか考えればキリがないが、今回は楳図かずおのラブコメというのを意識して読んだ。
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・特に好きなところは?
奇蹟は 誰にでも 一度おきるだが おきたことには誰も気がつかない
・作品の応援や未読の方へオススメする一言!
なんかものすごいものを読みたい気持ちになりたい時に読むのがおすすめですがこれ以上になんかすごいものを読みたい場合のこれを読んだ後に難度が上がりすぎるのが難点。