南海トラフ巨大地震の感想
南海トラフ地震は自分が子供の頃から警鐘が鳴らされ続けている地震にも関わらず、他地方のことだからと知らないままにしていました。しかし、関東大震災から100年の節目の年ということで手に取りました。 どの地域にどれだけの規模のどんな被害が発生するのか全く知らなかったのですが、マンガとして絵で見せられることでその恐ろしさが伝わってきました。 スマホの地震速報に表示された震度5と6の群れ、倒壊する家屋。 東日本大震災とは異なり津波は「じわじわ」と襲ってくるため気付きにくいというのが勉強になりました。 過去の様々な災害の教訓をもとに描かれたナマの手触りが感じられる作品でよかったです。 また巻末は監修の方による文章での解説があり、防災知識を得る入門編にぴったりだなと思いました。 漫画は1巻の最後良いところでクリフハンガーでしたので、続きが気になります。
考えたくないことは、目を逸らしてしまうか、そんなこと起きないよと思ってしまうか。
ちゃんと考えなきゃ、それはそれで怖いんだよな
と、いろいろ思いつつ読みはじめた。
元陸自のおにーさん、すごいな。
すごい知識量と実行力。おまけにエンジニア。
主人公はへなちょこに見えて、こんなすごい一日を過ごしているのにまだじいさんを背負って動ける。建築作業員だから?
彼らについていってるおねーさんもすごい。
みんな、火事場の馬鹿力が強すぎる。
住居は海の側でなくても、たまたま海の側に行ったときに巨大地震が起きれば、彼らと同じ状況に陥ると考えると、防災の人がカバンに入れておくべきと言っているものを常に持って歩いたほうがいいのかなという気持ちになってくる。
内陸や住宅密集地の被害はこれから描写されるんだろうか。
普段は地震が少ない地域の地震も、被害が大きそうだ。いや、全部被害は大きいが正しいのか。