「卵と鶏」感想
タイトルに惹かれて手を伸ばした一冊。気づいたら一瞬で読み終えてた。体感10分(笑)。 続きがめっちゃ気になるわ。 複雑な過去を抱えながら金持ちDV男と同棲中の26歳OL・鳴海。そんな彼女の前に突如現れた、未来からやって来たという自称【鳴海の息子】29歳の慶。このふたりの出会いをきっかけに物語は大きく動き始める…。 一巻の終わりに明かされた事実から、私なりに先の展開を予想するも、きっとまだまだ二転三転して振り回されていくんだろうな。 ……でも、それがいい(笑)
ドラマ化で話題「めぐる未来」の辻やもり新作!! 貧しく複雑な家庭で育った鈴原鳴海は、裕福だがDV気質の彼氏と結婚を前提に同棲中。そんなある日、自身の息子を名乗る鈴原慶と出会う。未来から来たという慶に不信感を抱く鳴海だったが、「母さんは今、幸せですか?」という一言に言葉を失ってしまう。さらに、二人でいる所をDV彼氏に目撃されてしまい…!? 数奇な親子が織りなす、幸せになるための物語。
非常に先の気になるお話です。
突如自分の目の前に、息子だと名乗る人物が現れて、DVの彼氏から一緒に逃げ出して、幸せになるためにどうしていくのか。。
そもそも、息子君はどうやって、未来から母である鳴海の元へ辿り着いたのか。。?
ミステリアスな展開で、DV元彼氏も別れを突きつけられただけでは終わらなさそうな気がする。
鳴海の生い立ちを思うと、グッと心が締め付けられる。
この先二人の幸せを掴むための道のりを見届けたい。