いつの間にか完結していたパペラキュウ。面白かった〜〜〜!!!!なんで誰も読めって言ってくれなかったんだ…。最初はゆるい日常メディみたいな感じなんですが、第7話からストーリーが急変します。そこからはもう最後まで一気でしたね。時間を忘れて読みました。

パペラキュウは一見すると人間と変わりないですが、頭部から蟹の足のようなものが生えていて、人間がパペラキュウに感染するとパペラキュウになってしまうのです。そもそもなぜパペラキュウは誕生したのか?など、読者が知りたいこと全てが描いてあるから面白いです。ぜひネタバレなしで楽しんで頂きたい!!

邪宗まんが道もそうでしたが、この作者さんは個人で描かれた作品の方が面白いですね。どこまで構想されてから描いてるんだろう?読んでる分には途中で思いついたアイディアもふんだんに取り入れてそうな気がする。だから独特な面白みが生まれるのかな。

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モリのアサガオ

死刑を執行する刑務官

モリのアサガオ
かしこ
かしこ

死刑という重いテーマと真正面から向き合った作品です。父親のコネで刑務官になり死刑囚と接することになった実直な性格の主人公・及川。凶悪殺人犯のことが怖いと感じるのは彼らのことを理解しようとしないからだ…という考えに至ってからは、積極的に彼らと関わり更生の道を一緒に模索するようになります。しかし心を入れ替えて自らの罪と向き合ってもすでに決まっている死刑からは逃れることは出来ません。いくら凶悪殺人犯とはいえ国が人を殺してしまう、命を持って罪を償うという死刑制度は本当に正しいのか、主人公は疑問に思うようになります。 登場する死刑囚たちの中でも渡瀬という男と主人公の物語を主軸に描かれていますが、個人的には食堂を経営していた家族を惨殺してしまった星山がメインの回が一番心に残りました。主人公が人形を手作りして家族というものを思い起こさせて自分の罪を認識させることに成功する訳ですが、改心してすぐに死刑が執行される展開にはなんとも言えなくなりました。そういう流れを組みながら親友と言えるまで深い仲になった渡瀬からの「死にたくない」という望みを主人公が却下したのには驚きです。最終的には疑問を持っていた死刑制度についても、死と向き合うことが自らの罪を反省するきっかけに繋がるんじゃないかという考えになっていました。 しかしモリのアサガオ2で、渡瀬の死に携わってから主人公が精神を病んだことが描かれていて、やはりこの問題は深い森の中にあるのだなと思いました。

パペラキュウ
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龍宮殿

龍宮殿

三代目乙姫の少女・玉ちゃんに連れられて、たどり着いた場所は海の底!異界の遊郭“龍宮殿”に迷い込んだ兄弟が、いま激しい運命の渦に飲み込まれていく……。ウサギの芸をして稼ぐ母子三人の前に、老夫婦に連れられた女の子・玉ちゃんが立ち止まる。だが、見料を払わずに彼女は去ってしまい、その後、玉ちゃんと再会した兄弟はさっそくお金を要求。金に汚い兄と違って、優しい性格の坊は玉ちゃんと仲良くなり、不思議な汽車に招待される。ところが、その汽車は断崖に向かって走り出し、ついには海に飛び込んでしまう。汽車にしがみついた兄と共に…。汽車が向かった先は、かの有名な深海の廓“龍宮殿”だった!そして、そこには乙姫や年老いた浦島太郎の姿も。一緒に来たオヤジ連中は、娘たちの歓待にデレデレだが、お伽噺の結末を思い浮かべた兄弟は脱出を試みることに…。奇想きわだつファンタジーアドベンチャー第1集。

エンゼルマーク

エンゼルマーク

日常の何気ないワンシーンに、いつも唐突に現れるイタズラな天使たち。時には大群で空を舞い、あるときは巨大化し、またあるときは人間との恋の悩みに堕ちてゆく…。どこかヘンだけど、実はとっても愛らしい彼らに、最近ハマってしまう人が続出中!鬼才・松永豊和がイッキ誌上で切り拓いた新境地。満を持して、ここに登場!

バクネヤング

バクネヤング

大阪に突如、現れたひとりの大男が、とてつもない暴力で日本を狂気へと誘(いざ)なう…20世紀最大の問題作が、256ページの描き下ろしを加え遂に完結!!

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