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三代目乙姫の少女・玉ちゃんに連れられて、たどり着いた場所は海の底!異界の遊郭“龍宮殿”に迷い込んだ兄弟が、いま激しい運命の渦に飲み込まれていく……。ウサギの芸をして稼ぐ母子三人の前に、老夫婦に連れられた女の子・玉ちゃんが立ち止まる。だが、見料を払わずに彼女は去ってしまい、その後、玉ちゃんと再会した兄弟はさっそくお金を要求。金に汚い兄と違って、優しい性格の坊は玉ちゃんと仲良くなり、不思議な汽車に招待される。ところが、その汽車は断崖に向かって走り出し、ついには海に飛び込んでしまう。汽車にしがみついた兄と共に…。汽車が向かった先は、かの有名な深海の廓“龍宮殿”だった!そして、そこには乙姫や年老いた浦島太郎の姿も。一緒に来たオヤジ連中は、娘たちの歓待にデレデレだが、お伽噺の結末を思い浮かべた兄弟は脱出を試みることに…。奇想きわだつファンタジーアドベンチャー第1集。
三代目乙姫の少女・玉ちゃんに連れられて、たどり着いた場所は海の底!異界の遊郭“龍宮殿”に迷い込んだ兄弟が、いま激しい運命の渦に飲み込まれていく……。ウサギの芸をして稼ぐ母子三人の前に、老夫婦に連れられた女の子・玉ちゃんが立ち止まる。だが、見料を払わずに彼女は去ってしまい、その後、玉ちゃんと再会した兄弟はさっそくお金を要求。金に汚い兄と違って、優しい性格の坊は玉ちゃんと仲良くなり、不思議な汽車に招待される。ところが、その汽車は断崖に向かって走り出し、ついには海に飛び込んでしまう。汽車にしがみついた兄と共に…。汽車が向かった先は、かの有名な深海の廓“龍宮殿”だった!そして、そこには乙姫や年老いた浦島太郎の姿も。一緒に来たオヤジ連中は、娘たちの歓待にデレデレだが、お伽噺の結末を思い浮かべた兄弟は脱出を試みることに…。奇想きわだつファンタジーアドベンチャー第1集。
松永豊和の漫画を初めて読みました。恥ずかしながら最近まで存在を知らなかったのですが、マンバの書き込みでバクネヤングが面白いというのを見かけて気になりました。先に手に入ったのが龍宮殿だったのでこちらから読んでみた次第です。失礼になっちゃうけど…知識も期待もゼロの状態で読んだので、読み進めていくごとに「お、思っていたより面白いぞ…!」となりました。傑作というにはあと少し何か物足りないような気がしますが、また読みたい作品であるのは間違いないです。 タイトルと表紙で「あ〜男の子が竜宮城に行くんだろうな」というのは分かっていましたが、深海の遊郭「龍宮殿」ではメスは人間の姿で産まれるけど、オスは頭が魚の形をしている魚人の姿で産まれて、ある事情でオスは産まれたらすぐに殺されることになっている…という事が判明してから一気に面白くなりました。ちなみに主人公兄弟がうさぎの着ぐるみを着てますがストーリーとあまり関係なかったです。 作者さんがホームページで公開してくださってるので、次は「パペラキュウ」を読んでみようかな。自伝小説?「邪宗まんが道」も気になったので早速kindleもダウンロードしました。