アンティークのような作品
ドイツの男子校寄宿舎のなかでの人間関係を非常に細やかに丁寧に描かれたストーリーです。そこで暮らす彼らの精神的基盤にはキリストの教えが常にあり、とても新鮮で少年らしい純粋さが読んでいる者にも安らかさを与えてくれます。コマ割りが細かいですが、背景も手を抜かず描かれており、まるでアンティークを見ているようです。
冬の終わりのその朝、1人の少年が死んだ。トーマ・ヴェルナー。そして、ユーリに残された1通の手紙。「これがぼくの愛、これがぼくの心臓の音」。信仰の暗い淵でもがくユーリ、父とユーリへの想いを秘めるオスカー、トーマに生き写しの転入生エーリク……。透明な季節を過ごすギムナジウムの少年たちに投げかけられた愛と試練と恩籠。今もなお光彩を放ち続ける萩尾望都初期の大傑作。
おお!プレミアム版には収録されているのですね...!
それは失礼いたしました。
「トーマの心臓」プレミアム版は
「待て、落ち着け自分」と制していたのですが、
そういう編集形態なら、やはり欲しい...!(落ち着け)
グスタフの葛藤...なるほど、男性視点からの感想は貴重ですね!
実は「ポーの一族」は好きすぎて、
フラワーコミックス版を持っているのに、
プレミアム版も買ってしまったのですが(笑)、
昨夜、奥様の本棚を拝見して、
エドガーが佇む背表紙を見てやはり欲しくなり、
つい復刻版BOXを購入してしまいました..!
何回買う気だ、私...。
嫁は、「紙の本はこの先きっと手に入りにくくなる(または値段が上がる)ので、今のうちに買っておくべき!」と言ってました!
確かに...!
買わずに後悔するよりは、買っておきます!
問題は置く場所だけであって、
そう言えば買って後悔したことはないかも(笑)。
背中を押してくださってありがとうございます。
奥様にもよろしくお伝えくださいませ〜。