4.0
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大量殺人&放火をした極悪人ネネオの前では、ほわほわのほほんとした追放令嬢のフレイヤがかわいい。
そんな彼女に癒やされている、男二人もとても良い。
ネネオの傷を隠していたものは2巻でペリッと剥がされ、過去の傷が少しは癒えて生きていきやすくなった。
3巻以降はフレイヤの番ということだろうか。
ほわほわのほほんとしていたから、腹芸なんぞできるのかと思ったら、さすが本家筋の大令嬢。
ちゃんと言うことは言えていた。
義姉が単なる極悪な性格の姉だったら、もっと勧善懲悪展開ですっきりしたのだろうけど、そうでもなさそう。
しれっとひどい言葉を言い合うのに、誰も腹の底を見せない。
イラストはとてもきれいで、笑うフレイヤはとてもきれいで、きっと顔立ちが似た義姉も笑んだらとても優しい顔をしている。
ネネオはいい加減にフレイヤの名前を呼ぶべきだけど、身分差のせいなんだろうか。
4巻発売が楽しみ。