メンヘラを集めてはやし最上川にコメントする
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メメメメメメメメメメンヘラぁ…

「スパナは死んじゃう」

メメメメメメメメメメンヘラぁ… 栗井茶
ゆゆゆ
ゆゆゆ

何も知らずに読み、タイトルそのままメンヘラァな女の子・佐々木さんと、モテナイ大学生・山田くんの軽快なコミュニケーション(凶器有り)に圧倒されました。 山田くん、ネットにいそうな、モテナイ要素や酷い要素を詰め込ませてただけの存在と見せかけて、スルースキルというか、いなすスキルがものすごく高いです。 人は24時間監視され続けたら、このように変われるものなんでしょうか。 とかく、山田くんの佐々木さん対応がすごくよいです。 しれっとディスったり、計画的に持ち上げたり、ドヤ顔したり、強気になったと思ったら負けたり、そんな様子を見続けていたら、何故かだんだんイケメンに見えてきます。 ホラーになりそうな行動を取る佐々木さんを、ギャグとして笑える段階で、体を張って止めています さすが佐々木さんに一目惚れ&会話0で告白した男です。痺れます。 ちなみに、口コミにあった「+チック姉さん(プラスチック姉さん)」もちょっとだけ読んでみたら、登場した覚えのある女の子たちが主人公だったり、佐々木さんの普段が垣間見れたり、おもしろかったです。 タイトルで「なんだこりゃ?」となるかもしれませんが、中身はさらに「?!?!」となるので、ぜひご一読を。

宝石の国

重さと軽さが同居する、命の話

宝石の国
アフリカ象とインド象
アフリカ象とインド象

大好きな漫画です。 学生の頃、この漫画に狂っていた時期がありました。 友人全員にこれを読めとしつこく勧めて、 読んだ人に対してはお前はこの漫画の何もわかってない!と浅い考察を語る最悪のオタクでした。黒歴史です。 つまり、人を狂わせるほど魅力ある漫画ということとも言えます。言えますね。 とはいえ、こちらは既に多方面で紹介され尽くした人気作でもあります。 今さら自分の稚拙な語彙でレビューしても読むに耐えませんので、 ネットの海に散乱した情報に少しだけ補足をして、読むことを迷っている方の壁を取り払えればと思います。 この漫画が話に上がる時についてくるのが、とんでもない鬱漫画だという話題。 これが読み手の1つのハードルになってしまっていると思います。もったいない! 大丈夫。救いはあります。怖くないです。 確かに取り扱うテーマは重く、展開に心が締め付けられることはありますが、この作品の魅力はそこだけではないです。 素晴らしいのは重厚な世界観の中に、ポップさのエッセンスを忘れず組み込んでいること。 (ここで言うポップさとは、いわゆる大衆に寄り添う心のこと) 会話のテンポ、 キャラの関わり、 かわいらしいジョークのセンス。 そういう要素の節々に、作者である市川春子氏の人柄を感じられます。 そしてその人柄から読み取れるのは、 この人は読者の心をズタズタにしたい訳ではないよ〜。 ということ。 きっと最後まで読み切った方なら共感してくれると思います。 苦しさの先に希望がある。 これは人間の話。命の話。生と死の話。愛の話。宇宙の話。 火の鳥超えてます。ガチ。

めめめめめめめめめめんへらぁ
メメメメメメメメメメンヘラぁ… 1巻
【特典付き】メメメメメメメメメメンヘラぁ… 2巻
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