久しぶりに読んだがやっぱりよかった
刃牙を初めて読んだ時にこの人の絵をどっか見たことあるなと思ってたらメイキャッパーの人と思った覚えがある。メイクアップアーティストの話でだいたい最後は幸せな話になったりスカッとする内容でちょうどよかった。やっぱり格闘のシーンは刃牙っぽかったな チャンピオンコミックス版にはグラップラー刃牙のプロトタイプっぽい短編ははいっていないんだな....小池書院版のみ収録か
メイクというテーマの着想も1つ1つのエピソードの面白さが半端ない。こっちが刃牙より先でしかもデビュー作というのが信じられない。
古今東西の美容知識と、どう考えても大嘘なんだけど妙に説得力のあるハチャメチャな若返りの施術のコンビネーションが最高。
主人公が老若男女に優しくて、お金を持ってる人からたくさん取るし男子大学生からは少しだけもらう気持ちのいいやつなのが素敵…!
メイクを女性に限らず極フツーの男性にも施しているところは現在のメンズメイクを先取りしていてすごいし、「神は人に美を与え給うとき・・・幸福をお盗みになるッ!!」という時代を超えて変わらない真理が突いてたり本当に面白い。
大ヒット漫画家というのは最初から隠しきれない強烈な個性と魅力があって、それに読者は惹かれるんだなとつくづく思いました。
誰にも潜む“美”と“愛”を掘り起こす男・美朱咬生登場。鬼才・板垣恵介が描く噂のデビュー作!