輝きをとりもどせ!ズッコケ三人娘(アラサー)
さよならダイヤモンド 蛭塚都
『ゴゴゴゴーゴーゴースト』作者の新作とあって期待値MAX。
あの日思い描いていた理想の未来にはたどり着けなかった、かつての部活仲間のアラサー女三人が、もう一度立ち上がりサヨナラ逆転を目指す友情の物語。
必要以上に飾らず、ツッパらず、アラサー女の物語といいつつも属性関係なく人間の青春の1ページって感じで、カッコ悪いのにカッコいい。蛭塚都先生の見目麗しいキャラクターデザインのなせるわざでもあるようなきがします。
「私たちの延長線の幕が上がる。」という激エモフレーズに殴られてしまったので、これからの連載が楽しみで仕方ないです。
平凡な少年が、ひょんなことから宇宙船が故障し不時着した宇宙人に出会い、恋をする話。といってもその宇宙人はまったく宇宙人らしさがなく見た目だけならその辺に居る人間。劇的な出会いではあるものの、別れは意外とあっさり訪れる。全体的に地味なんだけど、心には残る読み切りでした。