医療系作品はで珍しいかも
よく目にする医療系漫画は外科・内科が多いので、珍しいなと興味がわきました。病気になった際に、検査してよかったと思うことも多々あるけど、感謝するのは表にいる医師に対してが殆ど。縁の下の力持ちってこういうことを言うんだなぁぁ。難しい専門用語だけでなく、素人でもわかりやすくなっていて面白い。まだ途中までしか見ていないけど、サクサク読み進められるので医療系が好きな方にはおすすめです。
岸京一郎、職業・病理医。病理医とは、生検や病理解剖などを行って、病気の原因過程を診断する専門の医師のこと。各診療科の医師は、彼の鑑別をもとに、診断を確定させたり治療の効果をはかる。医師たちの羅針盤となり、人知れず患者を救う岸。医師たちは彼について、口をそろえてこう言う。「ヤツは強烈な変人だが、極めて優秀だ」と――。
「病理の診断を待ってから〜」
なんて台詞を見たのはどの漫画だろう。
「腸よ鼻よ」かなぁ。
その病理医が主役の漫画です。
病理というお仕事詳細、知らなかった。
もっと知らなかったのは、「正しい診断書は救命6割、その他は8割」。
そして救命で働く先生が3日寝てないとさらっと言う。
もしかして、寝たら割合が変わるんじゃ…と、ふと思ってしまった。
閑話休題。
話数がすべて「岸先生、」という呼びかけなのがおもしろい。
そんな呼びかけをしても、先生が全うに聞いてくれてなさそうなのがイメージできて、またおもしろい。
ドラマ化してタイトルは聞いたことあったのだけど、実際に読んでみたら興味深く読めた。