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「私は必ず王に成る」――舞台は数多の国々がしのぎを削って争い合う動乱の古代インド。激動の時代に終止符を打つ“唯一王”を目指すのは、知略に長けつつも野心に満ちた隻眼の青年カウティリヤと、圧倒的カリスマ性と武威を誇り盗賊団を率いるチャンドラグプタ。満月の夜に出逢った二人の英雄はインド統一を目指す“王道”への第一歩を歩み始める――“王の器”を持つ男達の闘いを描く歴史ロマンが幕を上げる!!
作画も台詞回しもとにかく熱くて最高でした!!
舞台設定はブッダすら生まれる前の十六大国時代・マガダ国。
パータリプトラとかチャンドラグプタとか、世界史で聞いた用語がいろいろ出てきて楽しかったです。てかチャンドラグプタって中国で言うところの始皇帝みたいな人だったのかぁ(※もう何も覚えてない)。
母親に目を潰されてなお王位を渇望しつづけ、兄弟・パバタと切磋琢磨し相手を越え王となるという熱い野望を抱き続けた主人公・カウティリヤ。
しかしパバタの清濁併せ呑む懐の深さへの憎しみと、王位すらカウティリヤに譲ろうとし「パバタを越えたい」というカウティリヤの真剣な気持ちをないがしろにされたことがきっかけで、国を出て別の国の王としてパバタを殺すことを決意する。
中国史やヨーロッパ史に基づく戦記マンガはたくさんあっても、インド史ってなかなか無いのですごく興味深くて面白かったです。