男バディもの!! #読切応援
表紙に惹かれて即読みました。最高でした。「個人で出来ないことをするのが政治」って本当にそうなんだよね。当たり前の事実かもしれないけど、清野くんのおかげで改めて大事なことだなと思いました。 絵が綺麗だったりバディものが良いのは大前提として、後編の盛り上がりたまらんかった。本当の敵は…って読んでてワクワクしないわけがない。ヒーロー最高~~。彼らの話もっっっと読みたいです!!
くらげバンチを見てたらなりた晴ノという文字が目に入って5度見してしまいました。『妄想ラブハラスメント』『もっと結んで、ひらいてはやく』『雑踏に遊ぶ魚 』大好きです!!😭
なんというか、なりた作品の魅力は「王道じゃないけど邪道でもない。読みやすいのに既視感がない。紋切り型のキャラじゃないずっしりした個性のあるキャラクター」だなと思っております。
エッチであることや自分の性癖を優先して執筆しがち(※個人の感想です)なBL界隈において、キラリと光る個性的な作品で大好きな作家さんなんです!
そんななりた先生のお名前をまったく予想してないところで見つけたので大興奮してしまいました。
ストーリーとしては、ウロボロスやらサンクチュアリ的な「ヤクザと議員秘書」という社会の表と裏に身を置いた親友2人が、子供の頃に宗教絡みの一家心中で消えてしまったもう1人の親友を探し出すという内容。
前後編で見事にまとまっていますが「連載で読みたい!!」と思わされるヒリヒリする内容でした。
「個性がずっしりしている」と書きましたが、本作の主人公ら3人は事情を抱えた家庭に生まれ、社会から疎外されて生きてきた「親ガチャ失敗三銃士」という境遇。
本当にこの3人の物語を長編で読んでみたいです!!
清野不動・黛義一・赤井天の三人は、まっとうな社会からは外れた「親ガチャ失敗三銃士」。保育園からの幼馴染で親友だった。不動は政治家秘書になり、義一は父親のもとで極道の世界に入る。二人は親友の赤井を捜し出すため、政治と宗教の裏に隠された「悪」と戦うことを誓うのだった。