クロエとエマ、対照的なふたりの同居から始まる物語
同棲していた彼氏にフラれ、住む家を失い、会社は倒産。ネカフェで寝泊まりするお金もなくなり野宿する場所を探していた女・江間が、豪邸にひとりで住む女・黒江に出会い、いろいろあって家が見つかるまで離れに住まわせてもらうことになります。江間はこれといった特技があるわけでも、ふたりの気が合うとかでもないけれど、なんのつながりもなかったふたりの女がいきなり同居をすることになる物語。クールなんだけど世話焼きでもあり、黒江のキャラが強いのが面白い。これからどんな関係を築いていくのか楽しみ。
クロエとエマ。正反対の二人。そしてシモンくん。
シモンくんがクロエとエマの二人の中間に入ってくれて、良い感じにスパイス的な役割を果たしている。
クロエは占い師だけども、未来は占いではほぼほぼ当たらないと思っている辺り、現実的だな〜と思う。
しかしながら占い行く時って、(?)がありつつ迷いつつも、悩みすぎて自分じゃどうしようも出来ない時に導いて欲しい気持ちや背中押して欲しい気持ちは分かる気がする。
結論、エマとクロエの会話、シモンくんの癒しが心地よくてページをめくってしまう。