これが現実
鬱を治すためには日光浴びてご飯食べてよく寝てネガティブなこと考えないで……ってそんなん意識してできる人は健康でしかない。死にたくなったら助けを求めようって言うけど病院は予約でいっぱい。 皮肉みたいだけどこれが現実なんだと思い知らされた。 学生や子どもが自殺したニュースを見るたびに、大人になれば自由になれば楽しいこともあるのにと思ってしまうけど、今が辛くてどうしようもないのに先のことを考える余裕なんてあるわけないよな…。 せめて医療や行政へのアクセスがもっとスムーズになればいいのにな…と無責任に願うばかりです。
パンダが主人公。他は写実的なのに違和感のある漫画だけど読み進めてしまった。自分が心の病気カモと思って病院へ連絡すると一か月後の予約。心が弱っている人からしたら見放されたと同じ感覚かもしれない。追い打ちをかけるようにカラスに攻撃されるが助けが求められない。きっとそんな人が世の中には溢れているのかもしれないと感じさせる漫画でした。