『うつヌケ』や『うつ病になってマンガが描けなくなりました』などうつ病を描いた漫画は枚挙にいとまがありませんが、こちらもまた良作でした。
作画はプンプンというかナクヤムパンリエッタというかそういう感じのスタイル。
現実的なリアルで生々しい世界とデフォルメされた非現実な姿の自分を組み合わせるスタイルがうつの症状の恐ろしさを引き立ていて、恐ろしい雰囲気がすごく良かったです。
大学生ながら「自分の状態はうつかも」ときちんと認識できて助けを求めていたにも関わらず、病院や学校の保健センターの予約はどこもいっぱいという現実が辛すぎる…。
ぜひ良い方向に向かうことを期待して続きを読みたいと思います。