徳川家康が現代日本で最強の「全員英雄内閣」を率いる激アツSF!!【最新話の感想】
※ネタバレを含むクチコミです。
人気SFビジネス小説を実力派作家・藤村緋二がコミカライズ! 新型の感染病が蔓延する日本。官邸でクラスターが発生し、総理が感染、死亡! かつてない混乱の中、政府はAIによって偉人達を復活させ、最強内閣をつくる計画を実行する。官房長官坂本龍馬、財務大臣豊臣秀吉、総務大臣北条政子、外務大臣足利義満……etc. そして英雄たちを率いるのは、総理大臣徳川家康! 最強の英雄たちが、病蔓延る日本の現状を打破するべく動き始める!
歴史上の英雄が時代を超えてバトルする漫画はよくありますが、なんと本作は政治をする話。
まずは、何もいわずに添付画像みて欲しいんです。
もうこの時点でワクワクしかなくないですか?
よくアンケートで
「歴史上の人物の誰に総理大臣やってほしいですか?」
とかみたことあると思いますが、皆一度は考えると思うんですよね。
それが、大臣全てが歴史上の人物ってもうヤバい。
官房長官 坂本龍馬
財務大臣 豊臣秀吉
経済産業省 織田信長
文部科学大臣 菅原道真
ここらへんは教科書的な知識でもわかるし、
秀吉と信長、逆でもよくない?
とか
坂本龍馬って外務大臣のほうがよくない?
とか議論したくなるのも楽しい。
(だけど本作の外務大臣に足利義満をもってくるあたりに唸ってしまうのも、また一興なんです。)
さらに
総務大臣 北条政子
厚生労働大臣 徳川綱吉
というのも、意外性があって、今後どう動いていくのか予測できるようでできない感じが良い。
この曲者揃いの大臣を束ねるのが家康というのも良い。
まだ序盤なので全部はでてませんが、いずれにせよ未曾有の窮地の日本に、この歴史をつくってきた英雄たちがどう議論し決断し、新たな歴史を刻むのか、今後がますます楽しみな作品です。