あらすじ経済産業大臣・織田信長、動く! 新選組によるロックダウン見回りや豊臣秀吉による給付金政策の大成功で、国民たちに受け入れられ始めた徳川内閣。アナウンサー・理沙は坂本龍馬と共に織田信長と日本企業の討論を見ることになるがそこでは信長、そして副大臣の大久保利通による大いなるプランが動き始めていた!? 一方、『犬将軍』として不安視される徳川綱吉も日本を救うべく秘策を発動させ…!? 徳川家康総理大臣、信長、龍馬、英雄たち…それぞれの思惑が交錯する! 痛快SF政治活劇、第2巻!
mode_comment81年以上前ネタバレ雑談もしも徳川家康が総理大臣になったら―絶東のアルゴナウタイ― 藤村緋二 眞邊明人徳川家康が現代日本で最強の「全員英雄内閣」を率いる激アツSF!!【最新話の感想】
歴史上の英雄が時代を超えてバトルする漫画はよくありますが、なんと本作は政治をする話。 まずは、何もいわずに添付画像みて欲しいんです。 もうこの時点でワクワクしかなくないですか? よくアンケートで 「歴史上の人物の誰に総理大臣やってほしいですか?」 とかみたことあると思いますが、皆一度は考えると思うんですよね。 それが、大臣全てが歴史上の人物ってもうヤバい。 官房長官 坂本龍馬 財務大臣 豊臣秀吉 経済産業省 織田信長 文部科学大臣 菅原道真 ここらへんは教科書的な知識でもわかるし、 秀吉と信長、逆でもよくない? とか 坂本龍馬って外務大臣のほうがよくない? とか議論したくなるのも楽しい。 (だけど本作の外務大臣に足利義満をもってくるあたりに唸ってしまうのも、また一興なんです。) さらに 総務大臣 北条政子 厚生労働大臣 徳川綱吉 というのも、意外性があって、今後どう動いていくのか予測できるようでできない感じが良い。 この曲者揃いの大臣を束ねるのが家康というのも良い。 まだ序盤なので全部はでてませんが、いずれにせよ未曾有の窮地の日本に、この歴史をつくってきた英雄たちがどう議論し決断し、新たな歴史を刻むのか、今後がますます楽しみな作品です。