【雑談スレ】映画化も決まったしアンダーカレントを語ろうぜ!
※ネタバレを含むクチコミです。
ほんとうはすべて知っていた。心の底流(undercurrent)が導く結末を。夫が失踪し、家業の銭湯も手につかず、途方に暮れる女。やがて銭湯を再開した女を、目立たず語らずひっそりと支える男。穏やかな日々の底で悲劇と喜劇が交差し、出会って離れる人間の、充実感と喪失感が深く流れる。映画一本よりなお深い、至福の漫画体験を約束します。「今、最も読まれるべき漫画はこれだ!すでに四季賞受賞作で確信していたその物語性と演出力に驚く。豊田徹也は心の底流に潜む、なにかの正体を求めるように静かに語る。」――(谷口ジロー)
アンダーカレントは豊田徹也作品の中では珍しく長編。
夫が急に失踪してしまい、女手1人で銭湯の経営を"とりあえず"続ける主人公。
彼女の過去、夫の失踪の詳細、近所の人達との関係、銭湯協会(だっけな)から紹介されて派遣で来た銭湯マンの本音…
ほんわかしているようで、ぼんやりしているようで、すごく胸を締め付ける何かが登場人物である大人たちみんなの中に存在しているのが描かれている感じがする。
主演・真木ようこ、監督・今泉力哉
映画化、超楽しみ。
2023年10月6日(金)全国公開。主演:真木よう子×監督:今泉力哉×音楽:細野晴臣×原作:豊田徹也。伝説的コミックを井浦新、リリー・フランキー、永山瑛太、江口のりこの豪華共演キャストと紡ぐ“心の底流”を見つめる物語。
まだ映画は公開前なのでなんともですが、マンガは好きな作品なのでオススメしたい。
豊田徹也作品、他の単行本化されてるのは短編集というか、全部ちょっとずつ登場人物(山崎とか)が繋がってたりしてシリーズ物っぽさが出てて良いのでそれらもオススメ。