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久しぶりに読み返したけどやっぱり面白かった。豊田徹也の絵がすっきりしてるからあんまりそうは感じないけど、心に闇を抱えている登場人物が多いよね。

他人が心の中に何を抱え込んでいるかって分からないものだけど、これからは分かり合おうとする気配を感じる終わり方なんだよね。

でもサブじいが引き止めなかったら堀さんはバスに乗っちゃってたと思うな…。

主演・真木よう子
ちょっと美人すぎるけど気が強そうなところとかはイメージに合うな

悟が失踪した理由は明確には明かされなかったけど、恐らく両親を放火で殺害したということだよね。
悟が出てくる唯一の回想シーンも、バーナーとか火にまつわる話だったし。その時何かを打ち明けようとしていたのは、自分の罪を告白したかったんじゃないかな。
釜に火をくべる時に、放火のことを思い出してしまって段々と罪の意識に苛まれるようになったのかなとか、色々妄想するけど全貌が見えない、闇が深いキャラクター。

病的な嘘つきだけど人殺しまではどうだろう…。だとしたらかなえさんから離れてくれてよかった。でも旦那が火を見てるシーンってすごく印象的だよね。

そうですよね、人殺しまでは言い切れないですよね。
ただ、火を見ているシーンが印象的なんですよね。
あと、かなえがバーナーを貰いに廃業した風呂屋を訪れた時に、放火された家を見た後の描写を見ると、彼女は悟が放火したことを薄々勘づいていたのではないかと思ってしまうんですよね。
勘づいているものの、結局悟に聞くことはできなかった。最後まで悟の心の奥底を見ることを怖がっていたようにも見えます。放火された後の家を見た後、池を見つけるまで彼女は顔を背け続けているのが、それを意味しているような気がします。
なぜ怖がるのかは、逆に自分の心の奥底を覗かれるのが怖いからなんですかね。。堀とは全てを打ち明けて欲しいと思いながらも、そうはならないんじゃないかと不穏な空気を感じました。

堀さんは自分が殺された女の子の兄であることを打ち明けたりはしなそう(サブ爺も黙ってそう)。全部を言う必要はないし、言わなくても一緒にいれるんじゃないだろうか。

探偵の山崎さん役ってリリーフランキーなのかよ

豊田徹也のコメントは長年のファンにも映画関係者にもどちらに対しても誠実だな。

アト6の映画評がYouTubeで公開されてました!映画のラストは原作と少し違うらしいですね。ちなみにポッドキャストではネタバレありで語られているらしいです。

映画を観てきました!映画館で観た直後はあのラストにモヤったけど家に帰るまで色々考えたらアリかなって思ってきた。リリーフランキーの演技がすごく良かったです。

ゴーグル

ゴーグル

「アンダーカレント」「珈琲時間」というロングセラーを生んだ豊田徹也はじめての短編集。単行本未収録だった表題作、ファン待望の『ゴーグル』ほか、月刊アフタヌーンにて発表された、感動あり、笑いあり、そのどちらでもない微妙なものありのバラエティー豊かな中短編が楽しめます!
蟲師 外譚集

蟲師 外譚集

漆原友紀の『蟲師』をベースに、芦奈野ひとし(『コトノバドライブ』『ヨコハマ買い出し紀行』)、今井哲也(『アリスと蔵六』『ぼくらのよあけ』)、熊倉隆敏(『ネクログ』『もっけ』)、豊田徹也(『珈琲時間』『アンダーカレント』)、吉田基已(『夏の前日』『恋風』)の5名がオリジナル短編を創出、1冊の単行本に! カバーイラストは漆原友紀による描き下ろし!
珈琲時間

珈琲時間

コーヒーがあるだけで、世界はこんなに美しい。「コーヒー」をモチーフにした芳醇な短編集。チェロ弾きの女性が出会った、怪しいイタリア人(?)。映画監督を名のり、コーヒーをたかる彼の振る舞いはいかにもうさんくさいが……?登校拒否の少女が一人暮らしの叔母を訪れ、いっしょに生豆を焙煎し淹れたてのコーヒーを味わう……。などコーヒーにまつわる様々な物語を17編収録。
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