『アンダーカレント』が「映画以上に映画的」であると称される理由とは――
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『アンダーカレント』(豊田徹也/講談社) 2004年から「月刊アフタヌーン」(講談社)誌で連載開始され、2005年には単行本(全1巻)も発売された、豊田徹也の漫画『アンダーカレント』。2009年の「Japan Expo」で第3回ACBDアジ
ほんとうはすべて知っていた。心の底流(undercurrent)が導く結末を。夫が失踪し、家業の銭湯も手につかず、途方に暮れる女。やがて銭湯を再開した女を、目立たず語らずひっそりと支える男。穏やかな日々の底で悲劇と喜劇が交差し、出会って離れる人間の、充実感と喪失感が深く流れる。映画一本よりなお深い、至福の漫画体験を約束します。「今、最も読まれるべき漫画はこれだ!すでに四季賞受賞作で確信していたその物語性と演出力に驚く。豊田徹也は心の底流に潜む、なにかの正体を求めるように静かに語る。」――(谷口ジロー)