お嬢様だってロックを嗜みますわよ!!
最高の1話だった〜!鳥肌立った! 元庶民だけど努力のおかげで転校1ヶ月で一目置かれる存在になっている主人公・りりさは、同じ1年生で誰からも憧れられている生徒・黒鉄音羽が、学園の旧棟の音楽室で「ドラム」を叩いてる姿を目撃。しかもそれがロックバンドの曲だと気づきます。なぜそれがわかったかというと、りりさも生粋のロック少女だったから…!!ふたりが音楽室で出会ってからの展開にはまるで目の前でロックバンドのライブを観ているような、ビリビリと響いてくる感覚がしました! お嬢様がロックを嗜むというより、ロック少女がたまたまお嬢様だっただけ、という感じですね。
今日、ラジオ出演で六本木ヒルズに行ったんですよ。
そして台本を見たら、インターバル部分に「♪星座になれたら」(『ぼっち・ざ・ろっく』)って書いてあったんです。
もう、神かと。最高かと。
内心ノリノリで、マンガ紹介も捗りました。
ただ来月のライブ、会場がキャパ3000人らしく戦争が過ぎると思うのでもう少し大きいハコでやってくださったら皆幸せだったのでは、と思わずにはいられない今日この頃いかがお過ごしでしょうか。
というわけで、『ぼざろ』効果もあってロックが盛り上がっている丁度いいタイミングに、この作品の1巻が発売となったので推さずにはいられませんわ! 店頭で帯を見たら、帯もはまじあきさん激推しとなっていて激熱ですわね!
本作はタイトル通り、お嬢様たちが熱情を懸ける対象がロックとなっておりますの。
にわかお嬢様でありながら、それを隠して学園一のお嬢様である「高潔な乙女(ノーブルメイデン)」の称号を得んとする主人公の鈴ノ宮りりさ。
そして、りりさをそのドラムテクニックで誑かしてセッションに巻き込む黒鉄音羽。
彼女たちの奏でる音が交わるとき、物語は幕を開けますわ!
パッションとテンション全開の演奏シーンの熱さもさることながら、その後にそれ以上の勢いで繰り広げられるとてもお嬢様とは思えない煽り合いが最高ですわね。
『ゲーミングお嬢様』や『対ありでした。 ~お嬢さまは格闘ゲームなんてしない~』などでも見られますが、普段は優雅でお淑やかなお嬢様が荒々しい行動と共に口汚く相手を悪罵し、餌を獲るのに成功して勝ち誇るゴリラのように荒振り猛っている様は大変に趣深いものですわよね。ましてや、黒鉄さんの方は黒髪ロングストレート。ここからしか得られない栄養素を、バッツンバッツンに補給できますわ。
このマンガ、驚愕(パネ)ェですわ……!
お嬢様学校でバンドを組むという時点で情熱(エモ)いのですが、二人だけですら激熱なところに今後新メンバーが加わっていったらどんな化学反応が起きるのか……楽しみで仕方ありませんの!