野愛1年以上前編集大人は子どもを見くびってるのかもしれないし、過大評価しすぎてるのかもしれない。 純真無垢で何もわからないとか、誰よりも大切なことに気づいているとか、どちらにせよ子どもという存在に何かを求めてしまっている。 子どもを主軸に描かれた3つの短編。 何か劇的な展開があるわけではないけれど、生と死が描かれている。 死ぬのは恐ろしい、得体の知れない大きなものは恐ろしい。 死が何かわからないけれど恐ろしいのは、大人も子どもも変わらない。でも、そんな当たり前のことすら大人になると忘れてしまうのかもしれない。 この作品を読んでぐるぐる考えてしまうのも愚かな行為かもしれない。何かを感じなきゃと思いこんでるだけかもしれない。5わかるfavoriteわかるreply返信report通報
あらすじ【第4回トーチ漫画賞 準大賞作品】海辺にて、父と子が過ごす焚き火の時間。波と戯れていたつもりが足を取られる。温かい飲み物にひと息ついたかと思えば、岸に打ち上げられた動物の死骸を見る。 地上110㎝のまなこに映る、世界の姿。子どもを主軸に描かれる短編3作。続きを読む
大人は子どもを見くびってるのかもしれないし、過大評価しすぎてるのかもしれない。
純真無垢で何もわからないとか、誰よりも大切なことに気づいているとか、どちらにせよ子どもという存在に何かを求めてしまっている。
子どもを主軸に描かれた3つの短編。
何か劇的な展開があるわけではないけれど、生と死が描かれている。
死ぬのは恐ろしい、得体の知れない大きなものは恐ろしい。
死が何かわからないけれど恐ろしいのは、大人も子どもも変わらない。でも、そんな当たり前のことすら大人になると忘れてしまうのかもしれない。
この作品を読んでぐるぐる考えてしまうのも愚かな行為かもしれない。何かを感じなきゃと思いこんでるだけかもしれない。