丼なモンダイ!の感想 #推しを3行で推す
・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 買って読んでこれ読んだことあるような気がすると思ったら過去に無くなった電子書籍サービスで買っていたことが発覚した。つらすぎるぞ ・特に好きなところは? 暗い話とかが全くないので気楽に読める点とたまにキャラの表情とセリフがなんか微妙に違う感じがするところ。最初の方にあった米作りのおじいさんが登場する回でのおじいさんの視線がなんとなくどこに向いているかわからないのが特にいい。 ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! このマンガについては以下の素晴らしいクチコミに書かれているのでこちらを読むほうが参考になると思います。 https://manba.co.jp/topics/23868 https://manba.co.jp/topics/46662 今更気づいたけど吉開寛二はイブニングでやっていた「思い出の味 大陸食堂」の作者か
主人公、米野国崇は、農水省の下っ端役人で、落ちこぼれっていうか、グータラとは違うかもだけど、普段はイマイチ。彼と、新人女性役人、及川栞が組んで、農水省の肝入りプロジェクト、…とは名ばかりの、食堂「丼ぶり一丁」の運営を任される。
どう考えても、厳しい条件の中、米野国崇は、隠された才能、膨大な素材/料理知識と包丁裁きで、どんどん問題を解決していく。
米野の父親は一流名高い料理人だったが、彼は、自分と妹達を捨てた父親に対して、許せない感情を抱いていたのであった。
…どこかで見た設定ですね。ま、こう言う定番化したクリシェは、もうなくならないのでしょう。
ちなみに、原作の花形怜が、途中のコラムで1977年生まれと書いていて。と言うことは、アニメ版『美味しんぼ』が始まった時は、11歳なので、色々吸収したんでしょうね。
基本的に、一杯の丼ぶり飯で、困った人/困っている人の記憶を呼び覚まし、人間関係と感情を解放するという、食漫画のパターンというか、クリシェなんですが、蘊蓄も軽いものですし、嫌な感情は無いですね。でも、これでよく18話も持たせたよな、と言う感じも。
たった2年程しか存在しなかった月刊雑誌『食漫』の中でも、かなり長い連載だったかもしれません。
…後、やっぱり、国民にもっと米を食べてもらう、という「丼ぶり一丁」の目的の割には、米の味とか蘊蓄とか、全く出てこないのが、今となってはフフッて感じです。