稀有な出会い
偶然にも最高のマンガに出会ってしまいました・・・。一言で言うと、大阪を舞台とした人情劇なのですが、いい感じに終わる話もあれば、必ずしも綺麗に終わらないものもあり、さまざまな感情が胸に去来します・・ 刊行時期が若干空いている5巻はそれまでの4巻とはテイストが少し違うのですが、私的には5巻がかなり好きでした。 1〜2話完結ものですが、各話の登場人物は緩やかにつながっていたりもして、他の話でちょい役で出てきたりするのを見かけるとほんわりとした気持ちになり、それも楽しかったです!! それにしても、何もなければまず出会うことのなかったマンガだったはずですが、奇遇にも奇遇にもオススメしてもらって出会うことができ、本当に良かったと思います。
読み終わったあとで、「Amazonさん、今回はなかなか良いものを薦めてきたね。他に似た系統の作品はないの?」と類似作品を探したことを覚えている。
タイトルに「大阪」とあるように、大阪が舞台の、大阪弁満載の人情劇。
吉本新喜劇で、ギャグ連発じゃない部分というんだろうか。
適切な例えが思いつかない。
老若男女がおりなす、一話完結の不思議な世界。
未読の方は、第一話だけでもお試しでどうぞ。
独特な世界観で、言葉では伝えきれない部分があるので、ぜひ読んでみてほしい。
ちなみに第一話の表紙イラストは、下記のヤンキーヤンキーしている子のビフォーアフターイラスト。
このちびっ子が大きくなってこうなるのかと考えて、思わず「ぅわ゛」と言ってしまった。
次ページでもヤンキーヤンキーしている、この男の子の家族関係が、第一話の根幹となる。
テンポよくストーリーが進んでいくので、ドラマを見ている気持ちであっという間に読み終えてしまうと思う。