作者によれば、「アタックシンドローム類」の主人公・類我次郎の名前の由来は俳優・佐藤蛾次郎なんだそうです。


佐藤 蛾次郎(さとう がじろう、1944年〈昭和19年〉8月9日 - 2022年〈令和4年〉12月9日)は、日本の俳優・タレント。大阪府高石市出身。E・NESTO所属。息子は俳優の佐藤亮太。

アタックシンドローム類

想いが濃すぎて原液どばどばなのに後味スッキリ

アタックシンドローム類 吉沢潤一
mampuku
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効果音などを作る「サウンドクリエイター」とアクション漫画としての「喧嘩」が予想外の化学反応を起こす、第一部ともいうべき前半部分。虚構と現実が入り混じりながら詩的にかつ美しく読者を幻惑する。 そして後半部分では、散りばめられた布石を余さず回収しながら、ただただ勧善懲悪でカタルシス満点のストーリーに熱狂させられる。 そしてラスト(エピローグ)で全体の真相が明らかにされる。一本の映画のような、丹念に編み込まれたストーリーだ。 悪を打ち倒しヒーロー気分に酔いしれる主人公にまんまと感情移入させられ、クライマックスを迎えるとそこにはまさかの裏切りが待っている、この読み口は朝井リョウの小説とよく似ている。節々でルサンチマンやシャーデンフロイデを刺激してくる描写が多いがこれもおそらく作者の罠に違いない。 この意地悪なラストへの感じ方は、受け取り手によって様々だろう。無敵の人や弱者の人たちが傾倒してしまいがちな安易で極端な思想や異世界モノのような居心地の良いコンテンツに対して皮肉でもあり、救いへの希望でもあるのだ。 ちなみに各話のサブタイトルには、色々な映画や音楽などの名前がそのままつけられている(『ネヴァーマインド』『タクシードライバー』など)。作中、私が気づいてない小ネタや引用がまだまだあるのかもしれない。いずれ読み返したときには今とは違う読み方ができるのではないかと楽しみだ。

戦国アナーキー

戦国アナーキー

大人になりたくない燐太郎たちヤンキー軍団は、卒業式の日に別世界へと飛ばされてしまう。 そこは暴力が野放しで、強い者が力を持つ戦国時代。学校も勉強も、縛るものは何もない。 ただただケンカをすることが許される、まさにヤンキーたちのパラダイスだった!! 目次▼ 第1話 時は来た!! 第2話 信長vs燐太郎 第3話 不良vs野武士 第4話 ユーチューバー 第5話 戦闘準備 第6話前半 開戦! 籠城戦!!

試し読み
マリア

マリア

イナカよりの郊外。コンビニと国道。GSにショッピングモール。どこにでもある風景。かわない日常。その街で生きる4人の女の子たち。たった4人の暴走族、「北関東マリア」。強気で勝気、繊細で。私はレディース。この街に大切な仲間がいるんだ……。

ギャル男vs宇宙人

ギャル男vs宇宙人

いまや“絶滅危惧種”のギャル男・村田は渋谷センター街ではちょっとした有名人だ。三頭身だから!イケメン先輩・テツとドラッグ&セックスの毎日を送っていたが、渋谷にインベーダー出現!!“異形の者”に女友達のミュウを蹂躙される…人類代表としてだまっちゃいられない!世紀の対決、いざ開戦!!『足利アナーキー』の爆才がおくる「友情・度胸・勝負」の物語!!

あたっくしんどろーむるい
アタックシンドローム類 1巻
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アタックシンドローム類 4巻
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