あたっくしんどろーむるい
アタックシンドローム類 1巻
アタックシンドローム類 2巻
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想いが濃すぎて原液どばどばなのに後味スッキリ

効果音などを作る「サウンドクリエイター」とアクション漫画としての「喧嘩」が予想外の化学反応を起こす、第一部ともいうべき前半部分。虚構と現実が入り混じりながら詩的にかつ美しく読者を幻惑する。 そして後半部分では、散りばめられた布石を余さず回収しながら、ただただ勧善懲悪でカタルシス満点のストーリーに熱狂させられる。 そしてラスト(エピローグ)で全体の真相が明らかにされる。一本の映画のような、丹念に編み込まれたストーリーだ。 悪を打ち倒しヒーロー気分に酔いしれる主人公にまんまと感情移入させられ、クライマックスを迎えるとそこにはまさかの裏切りが待っている、この読み口は朝井リョウの小説とよく似ている。節々でルサンチマンやシャーデンフロイデを刺激してくる描写が多いがこれもおそらく作者の罠に違いない。 この意地悪なラストへの感じ方は、受け取り手によって様々だろう。無敵の人や弱者の人たちが傾倒してしまいがちな安易で極端な思想や異世界モノのような居心地の良いコンテンツに対して皮肉でもあり、救いへの希望でもあるのだ。 ちなみに各話のサブタイトルには、色々な映画や音楽などの名前がそのままつけられている(『ネヴァーマインド』『タクシードライバー』など)。作中、私が気づいてない小ネタや引用がまだまだあるのかもしれない。いずれ読み返したときには今とは違う読み方ができるのではないかと楽しみだ。

mampuku
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『アタックシンドローム類』のクチコミ投稿
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話題の種類
「マンガのクチコミってどうやって書けばいいの?」という方へ!選んだ話題に応じた書き方のヒントや例文を表示します。初めての方は、練習用ページで気軽に投稿の練習をしてみてください。
タイトル
本文
アタックシンドローム類
アタックシンドローム類
吉沢潤一
吉沢潤一
あらすじ
暴力に生きる。テンションMAXの衝撃作! 傑作『足利アナーキー』、衝撃作『ギャル男VS宇宙人』の爆才が、暴力でしか癒せぬ乾きを圧倒的迫力で描く テンションMAXの衝撃作!!!!! 破壊したいんじゃない。破壊せざるを得ないんだ。令和ニッポン“孤独のファイトクラブ”!!!!!! ショッピングモールの夜間警備をする 類 我次郎(るい がじろう)は、普段は温厚で物静かな青年。だが、彼には人には知られぬ「もう一つの顔」があった。抑えがたきソレがひとたび彼の全身を駆け巡ると…!?
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4巻読みました。

人間誰しもが持っている
自分自身と、
他人からみた自分の乖離性
...
客観的に見たらヤバいシーンなんだけど新しい命への祝福と愛情に満ちてるのがすごい
吉沢先生は雄叫飛号だったのか…
異種同種(タイトル通り)
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