コンセプトは悪くなかったが
アニメで知られるSHIROBAKOが忖度して言ってなさそうな給与額とか女性声優へのセクハラとか業界の暗黒面に切り込んでるのは面白かったです(絵には和らげる綺麗さがあります)。 だけど途中から急に駆け足化して、打ち切り風にさっさと畳まれて、アニメ製作の実感に欠けるダイジェストになったのがもったいなかったです。
新たな就職先、そこはアニメスタジオだった。「ヒプノシスマイク」の世界観設定・キャラクター原案・シナリオを手掛ける百瀬祐一郎と「こみっくパーティー」「RATMAN」の犬威赤彦が奇跡のタッグ!
初っ端の女性の声優ヒロインにセクハラやキャスティングの口利き
と引き換えに枕を求める偉いさん、替えがいくらでもな競争時代
に入ってるからと彼女が渋々応じかけたり、付属小説のある男性
声優が収録現場の共演に元カノだらけの逸話など。
他作品でも頻繁に描かれ、もはや半常識な作画の激務状況とは
異なる暴露系の闇は、原作者が実際に元制作進行、声優顔出し
が当たり前になって出てきている昨今ニュースに照らす
と信憑性を感じましたし、強烈でした。