基本は「あさりちゃん」のようなドタバタコメディ
主人公は、ちんちくりん絵柄だけど小野小町の幽霊。
生まれ変わる時期が近づいても現世をほっつき回る小町を捕まえようとする天使。振り回されるお坊さんファミリー。
たしかそんな話だった。
刊行が2017年なので復刊だろうか。
作品を見て懐かしくなってコメントをするので、詳細が間違っていたらすみません。

登場人物の名前はあんこにモナカに、甘いものシリーズ。
それを登場キャラクターがいじるお約束も忘れない。

自分語りをすると、小学校のころ書店で「あさりちゃん」の隣にある本作「どろろんぱっ!」をなんとなく買い、おもしろさのあまり、なけなしのお小遣いを叩いて全巻揃えた。
ずっと小町とあんこが一緒にいる世界線が続くのかと思いきや、シリアスとコメディの切り替えをしつつ、物語は進んでいき、訪れる最終話。
感動し「ほわわわわ」となったのを覚えている。

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ヤンキー君と白杖ガール

目からの情報過多な世の中

ヤンキー君と白杖ガール
ゆゆゆ
ゆゆゆ

登場するヤンキーは顔の傷がなくて、服の趣味が良ければ、ものすごく人が良くて純愛している好青年。 弱視の女の子に「ポエマー」と言われるほど、大好きなユキコさんの前では好青年。 一線を越えると黒豹に戻るようだけど、ユキコさん第一なので基本は好青年。 コミュニケーションお化けのようなユキコさんも、見えないからそう変わらざるを得なかったとあって、相当な苦労の上であの人となりができていて、結果が一話冒頭の白杖ケツアタックなんだなぁと思った。 コメディになる部分は、NHKの番組バリバラでみた、障害者コントを思い出させた。 障害は触れるのを避けるべきことでもなく、彼女たちには当たり前なことで、その中でのからかいや日常の楽しみ、苦労が興味深く描かれている。 もちろんコメディ要素だけでなく、しれっとヤングケアラーとなっているきょうだい児の話や、人は年を取ればいずれ見えなくなることが描かれていて、でも重たい話のはずがドロドロしておらず、あっという間に読み終えてしまった。 視力がオレサマはなるほどなと思ってしまった。 かき氷シロップはオレサマを感じさせてくれる食べ物。食品に絞ると、嗅覚が2番手のオレサマ。 ちなみに登場キャラクターのなかでは、高校生男子らしくムラムラ大好きな青野くんがとても好きだ。

ワタシってサバサバしてるから

広告で見たことがあるやつだ

ワタシってサバサバしてるから
ゆゆゆ
ゆゆゆ

主人公が「私ってサバサバしてるから〜」っていうタイプの人間でした。 「みんな私のこと「かわいい」って言ってくれるけど本命にはしてくれないね?」で知ったのですが、主人公を「うわー何こいつ」って言いたくなるキャラクター(悪役)にして、当人が落ちていくさまを眺めるジャンルっていうのがあるんですね。 身近にいたら、さりげなくフェードアウトしたくなるタイプの性格ですが、「女の敵は女」というあたりはリアルです。 そして、男の中で生きようとしているわけでなく、同性と仲良くするわけでなく、人がいっぱいいるところに飛び込んでいるのに、孤高です。 読んでいて、どうしてそういう考えに?と思ってしまい、主人公なのについていけません。 本編を悪役サイドで見ている気持ちです。 とはいえ、ライバル視されている本田さんが主人公だと、「私ってメンタル強めだから〜」と、メンタルの強さを過剰に見せつけてくるキャラクターに改変されてしまいそうで、そんな本田さんは見たくないなと思ってしまいます。 よくよく考えれば、周囲がこれほどひいた反応を取っていてもへこたれず、ゴーイングマイウェイでいられる主人公の網浜奈美は非常にメンタルが強いです。 ビジュアルが本田さんと主人公が入れ替わっていたら、どんな感想になっていたんでしょう。

最後にひとつだけお願いしてもよろしいでしょうか

殴るためのお肉

最後にひとつだけお願いしてもよろしいでしょうか
ゆゆゆ
ゆゆゆ

このタイトルで、この絵柄で、いわば北斗の拳。 いや、くにおくんかもしれません。 陰湿なイジメが繰り広げられる恋愛モノかと思えば、メリケンサックが出てくるタイプの恋愛モノでした。 メリケンサックと恋愛モノって、同時に存在しうるんですね。 「パワー・アントワネット」と違い、ムキムキでもなく、筋肉でもなく。 公爵令嬢として腐った世の中を正すため、いや殴りたいから主人公は暴力をふるいます。 ストッパーが無くなった彼女は強いです。 ターゲットの名前がいつの間にか「肉」呼ばわりになっていて、こうやって人でないから殴ってよしと正当化するのかなとチラと思えば、その肉がことごとく、言い訳できないレベルの悪役たちで、世直しのためには、殴っとこうかという気持ちを読者に湧き立てさせます。 そして、時の女神の力を借りて、倍速やらなんやらブーストさせて、「ボンボコボンボコ」殴って蹴って。 暴力シーン(連続)もこのきれいな絵柄のママ繰り広げられ、「創竜伝」の龍堂兄弟のようなめちゃくちゃな振る舞いも、このきれいな絵柄のママ繰り広げられます。 とりあえず公爵令嬢なので、一線は越えていないそうです。不殺です。 すべて峰打ちなので大丈夫らしいです。さすがです。 暴力で解決はよくないけれど、早いんだということはよくわかります。

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あさりちゃん リベンジ

あさりちゃん リベンジ

シリーズ102巻目! 令和に奇跡の新刊! 令和の時代に、あの国民的少女まんが「あさりちゃん」が帰ってきました! 約7年ぶりのシリーズ102巻目となる待望の新刊が奇跡の発売! 収録作品は、約7割ほどが新作描きおろしと、室山先生まさに入魂の一冊。その他にも、単行本未収録の超貴重な読切作品を収録! タイトルは、ずばり「あさりちゃん リベンジ」! 一体何が「リベンジ」なのか…? どうやら「あの因縁のライバル」と関係があるようですが、詳細は読んでからのお楽しみ。その他にも、「あさりちゃん」恒例の「怪談話」もうれしい新作でご用意! そして「ハイスクールあさりちゃん」や、おなじみ「作者のぺえじ」など、ファンにはたまらない内容がたっぷりつまっております! 新作をお待ちになっていたみなさま、いろ~んな「あさりちゃん」を、たっぷり楽しんでください!

あさりちゃん40年!

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1978年夏『小学二年生』で連載スタートし、コミックス全100巻で完結した『あさりちゃん』。この夏、40周年を迎えるのを記念して、コミックス未掲載の作品をまとめました。学年誌掲載の懐かしい作品や、脇キャラが主役になったオトナ向け作品が楽しめます。その中には、意外にこれまでなかった中学生のあさりちゃんも登場! 懐かしくも新しい「あさりちゃん」ワールドです。

あさりちゃん

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日本一元気な小学4年生のあさりには、ケンカの強い姉のタタミや、さらに強い母のさんごがいる。この強敵2人をたおすため、あさりのハチャメチャなギャグパワーはいつも全開!この3人のドタバタギャグバトルに、父のいわしは毎日たじたじ…。浜野家の大騒動に爆笑!元気いっぱいの明るい美少女(?)あさりちゃんが巻き起こす、痛快ドタバタコメディー!!

あさりちゃん 5年2組

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あさりちゃんが5年生になって再び見参! 5年生になって、あさりは何かが変わった?! 「5年3組」の担任は誰に? クラスメートは? 中学生になったタタミは?! …あさりワールドは100巻では終わらない! 懐かしくて新しい、永遠の女子小学生コミック。ギネス世界記録にも認定されたシリーズの、想定外の(?)最新刊です。室山ファンに嬉しい、「どろろんぱっ!」の堕天使アンジーも重要な役割で登場します。

おまけの柴子

おまけの柴子

おばあちゃんとブサかわ柴犬の、騒がしくも暖かい日々―― ペットショップで1年以上売れ残っていた、ちょっとブサイクな柴犬・柴子。ある日、おばあちゃんが黒柴を買った時に“おまけ”で、柴子も引き取られることになり…!? 涙も笑いも満載の、新しい柴犬ワールド!

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