義手でコントラバスを弾く成瀬さん。
片手が義手のコントラバス担当の成瀬さん、が嫌いなトランペット担当の小寺くんのはなし。 義手であることを考えて、多少演奏レベルが低くても「無理させたら可哀想」「いてくれればそれでいい」という部員たちと「練習をして上手くなれ」と指摘する小寺くん。そのせいで小寺くんは部内の空気を悪くする嫌な奴という立場になってしまっていました。 本当に彼女のことを考えているのはどっちだろうかというのを考えさせられます。 コントラバスがやりたくて吹奏楽部に入ったなら、他の部員に負けないレベルまで努力するのは当然のこと。しかし、成瀬さんの気持ちにもしっかり熱いものがありました。もし部活内に小寺くんがいなかったら、成瀬さんもずっと義手を理由にして頑張らなかったかもしれないですね。そのうちコンクールにも出場できるようになればいいと思いました。
片手が義手の女の子のコントラバス弾きとトランペット弾きの物語。
義手だから、上手に弾けなくていいんだよ。
義手だから、無理させて練習さえたらダメなんだよ。
全員が健常者扱いをしなかったけど、主人公は違った、音楽をやりたいなら一生懸命人より練習しろというスタンス。
でも、義手の女の子はこっちの反応の方がうれしかったみたい。
マイノリティの人は普通に対等に接してほしい人も多いみたいね。