死なないこと、死ねない事がこんなに苦しい事とは・・・。
元気なまま、年齢を重ねて人に迷惑かけることなくポックリと死にたい。
私は、そう思っています。
が、死なない事って今まで考えたこともなかったのです。
死ねないだけでなく、成長もしない。
どうやって生きていったらいのか路頭に迷います。

地球外の星で生活している人間を知らない、ラップ大好きな姉のπ(パイ)と読書好きな弟マッキと母は、3人家族。
この三人には、寿命がない。
母親に、命あるものを飼ってはいけないと言われているが、寿命があるものに興味を持ち、自分たちにはない命の儚さを体験する。
そうして、人間を探す旅にでたところ、赤ちゃんの生まれる瞬間に立ち会い、母には、秘密でその子を二人で育てることにする。
スケールが大きな作品で、生まれたことへの感謝、生きている事へのありがたさ、死んでいくことの必要性、死へのカウントダウンは、日々行われている。
その、日々を大切にしなければ、と改めて考えさせられた。

読みたい
ぎんがのしなないこどもたちへ
銀河の死なない子供たちへ(上)
銀河の死なない子供たちへ(下)
本棚に追加
本棚から外す
読みたい
積読
読んでる
読んだ
フォローする
メモを登録
メモ(非公開)
保存する
お気に入り度を登録
また読みたい
ハナコ@ラバトリー 新装版

ハナコ@ラバトリー 新装版

トイレでのみ存在することができる幽霊の花子さん。様々なトイレに現れては、宮沢賢治好き女子高生、便所飯中の幼稚園児、幽霊カラスなどあらゆる存在と出会い――。トイレという閉ざされた空間で、人や人ならざる者のささやかだけど大切な一歩に寄り添う、珠玉のハートフルストーリー、上巻。施川ユウキ初小説! 新装版刊行にあたり小説版『ハナコ@ラバトリー』【前編】を書き下ろし収録!

バーナード嬢曰く。

バーナード嬢曰く。

読むとなんだか読書欲が高まる“名著礼賛”ギャグ!本を読まずに読んだコトにしたいグータラ読書家“バーナード嬢”と、読書好きな友人たちが図書室で過ごすブンガクな日々──。『聖書』『平家物語』『銃・病原菌・鉄』『夏への扉』『舟を編む』『フェルマーの最終定理』……古今東西あらゆる本への愛と、「読書家あるある」に満ちた“名著礼賛”ギャグがここに誕生!!

ハナコ@ラバトリー

ハナコ@ラバトリー

トイレという空間でのみ存在することができる、幽霊の花子さん。日々、あらゆるトイレ(学校・公園・廃屋・電柱etc…)に現れては、厚い人情とスマホ片手に様々な者たちの悩みを解決していくのです──。原作:施川ユウキ(『サナギさん』『森のテグー』)×作画:秋★枝(『純真ミラクル100%』『煩悩寺』)という異色コラボで贈る、“新世代トイレの花子さん”が誕生!!

紙の本として、手元に置いておきたい一冊。にコメントする
※ご自身のコメントに返信しようとしていますが、よろしいですか?最近、自作自演行為に関する報告が増えておりますため、訂正や補足コメントを除き、そのような行為はお控えいただくようお願いしております。
※コミュニティ運営およびシステム負荷の制限のため、1日の投稿数を制限しております。ご理解とご協力をお願いいたします。また、複数の環境からの制限以上の投稿も禁止しており、確認次第ブロック対応を行いますので、ご了承ください。