ゲームの進化を感じてしまった
ゴローさんかわいいー。 大人になってゲームすること減ってしまっていたので、ネカマ、ネナベってこの本で知りました。 某有名ゲームだと主人公が男性のことが多いので、現実と違う性別でゲームやることはよくあるとこでした。 ネットゲームだとキャラの作り込みからできて 性別も種族も関係なく理想のキャラクターになれるのはいいですね。 コミュ力低いのに同居ってハードル高! おうちでゲームしてる時の程よい距離でいる二人の空気感とか好きです。
オンラインゲーム「ドラゴンクエストX」内で仲良くなったゴローさん(♂)とシェアハウスすることになったさつきたくみ(20代前半♂、ゲーム内では♀)。待ち合わせ先で立っていたのは、ゲーム内のキャラとは似ても似つかないギャル系女子で…!? ネカマ×ネナベのシェアハウスラブコメ!!
例によってドラクエⅩのゲーム内特典がもらえるコード目当てで山下書店で購入したのですが、しばらく経ってから読みました。
こちらの作品は、他の特典コード付き作品と違い、ゲームに寄せた内容ではなく、ゲームは題材としながらも、メインは男女のあれやこれやを描いたロマンス作品でした。ドラクエⅩというオンラインゲームを通じて知り合った男女が、一緒にゲームをし、シェアハウスをし、甘酸っぱい愛や恋を経験し、時にすれ違ったりもします。
当時わたしはドラクエⅩが面白すぎて、最低限の食事と睡眠を除き、ドラクエⅩ以外の物事を全て停止させ、廃人への道を猛進していたのですが、この作品を読み、逆説的ですが「こんな甘酸っぱい出来事は今のわたしには100%起きない!このままゲームをやり続けていてはまずい!」と直感的に感じ、恐ろしくなってゲームを意識的に自重するようにしました。
それほど深く廃人生活に入り込まずに社会復帰できたのは、他の要因もあるとは思いますが、こちらの作品に出会ったことが大きく、間違いなくわたしの人生を変えたマンガ作品の一つであることは間違いありません。