本なら売るほど #推しを3行で推す
・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 古本マニアの俺向きのマンガだな。古本屋の店主が好意で売っていた本でオブジェを作る回は苦手だ。創刊50周年記念週刊少年ジャンプ展でビリビリに破かれたジャンプで悲しい思いをしたのを思い出したよ ・特に好きなところは? 本棚に和田慎二のクマさんの四季らしきものがあるところ ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 古本屋通いが趣味の俺にはちょうどいいしヒューマンドラマとしても面白いのでおすすめです
深い林を抜けた先に佇む、伝統と格式ある学び舎。創立から百余年、都内有数のお嬢様校として名を馳せてきた「私立櫻凛学園 高等部」は、少子化のあおりを受け、共学化することとなりました。しかし、入学した男子はただ1人、遠野 幹(とおの・みき)だけでーー?性別も文化も生活水準も違うクラスメイトに囲まれて、遠野くんは無事、特待生としての立場を守り切れるのでしょうか。受難と幸福を孕んだ学園生活の、はじまりはじまり。当世屈指の美しき描線であなたを虜にする、新鋭・野澤佑季恵のデビュー連載!
「元・女子校に男子が1人(少数)」という設定自体は監獄学園を始め(例がこれでいいのか?)よくあるテーマですが、こんなふうに真摯に、丁寧に、元・女子校という世界に馴染もうとしているフツーの男の子を描いた作品は初めて読みました。
オタクでも陰キャでもない男の子が、挨拶が「ごきげんよう」の世界で「……あ(お辞儀)」としかできないのはそりゃあそう。でも初等部の生徒に挨拶されたら…というのはすごく説得力のある展開でキュンとしました。
滑らかで繊細な絵で描かれる柔らかい表情が本当に素敵で好きです!
遠野くんのことを応援してます…!