あらすじ

深い林を抜けた先に佇む、伝統と格式ある学び舎。創立から百余年、都内有数のお嬢様校として名を馳せてきた「私立櫻凛学園 高等部」は、少子化のあおりを受け、共学化することとなりました。しかし、入学した男子はただ1人、遠野 幹(とおの・みき)だけでーー?性別も文化も生活水準も違うクラスメイトに囲まれて、遠野くんは無事、特待生としての立場を守り切れるのでしょうか。受難と幸福を孕んだ学園生活の、はじまりはじまり。当世屈指の美しき描線であなたを虜にする、新鋭・野澤佑季恵のデビュー連載!
花園に幹が立つ 1

深い林を抜けた先に佇む、伝統と格式ある学び舎。創立から百余年、都内有数のお嬢様校として名を馳せてきた「私立櫻凛学園 高等部」は、少子化のあおりを受け、共学化することとなりました。しかし、入学した男子はただ1人、遠野 幹(とおの・みき)だけでーー?性別も文化も生活水準も違うクラスメイトに囲まれて、遠野くんは無事、特待生としての立場を守り切れるのでしょうか。受難と幸福を孕んだ学園生活の、はじまりはじまり。当世屈指の美しき描線であなたを虜にする、新鋭・野澤佑季恵のデビュー連載!

花園に幹が立つ 2

共学化を果たした《元》お嬢様校、私立櫻凛学園 高等部。しかし、入学した男子はただ1人、遠野 幹(とおの・みき)だけだったのです。特待生としてつつましく学園生活を送ろうとする遠野に、告白する女生徒が現れて――?広大な校舎、瀟洒な臨海学校、そして各々の想いが交差する恋愛模様。華やかなるお嬢様たちに囲まれて、遠野くんの学園生活は、平穏無事とはいかないようです。色気をたたえる線画が持ち味の作家・野澤佑季恵のデビュー連載第2巻!

花園に幹が立つ 3

共学化を果たした《元》お嬢様校、私立櫻凛学園 高等部。学園に通う唯一の男子学生・遠野 幹(とおの・みき)は、特待生の立場を護るためにも、クラスメイトの源(みなもと)さんへの恋心を知られるわけにはいきません。しかし、文化祭を前に、源さんの様子がどうにもおかしいようで――?ご令嬢たちに囲まれた、華々しくも面映ゆい青春の日々。美しい画で読者を魅了する新鋭・野澤佑季恵のデビュー連載、完結巻!