「未来編」の感想です!!!
火の鳥を時系列に読んでいくシリーズも、この未来編でラストです!!刊行順でいうと、2作目なのですが、その後の編につながる伏線の多いこと!!! 正直、刊行順に読んでいるときは、サラッと流してしまっていたのですが、かなり後半の編にリンクする要素が盛りだくさんで、この時点から連載が20年以上にわたるこの壮大な物語を構想していたのでしょうか・・・??だとするとまじマンガの神なんですけど・・・ 本当に自分がマンガ家でなくてよかったと心底思える瞬間です。 時代設定は3404年〜。人類は滅亡の危機に瀕しています。そこから超壮大な物語が展開され、最終的には、刊行順で前作であり、時系列的に一番最初である「黎明編」の場面に接続されます。。。 このラストの展開は、時系列順に読んでいた時も、一定の大円団感があり、充実した読後感を感じたものですが、時系列順でこの編をラストに読むと、さらにさらにさらに大・大・大・大円団感が感じられます!!!もう結構10回近くは再読してますが、いまだに新しい感動を味わえるとは・・・ 時系列順に読んでみようと、ひょんなことから思いましたが、やってみて本当に良かったと思えるので、火の鳥をまだ読んでいないと言う方はもちろん、読んだことあるよっていうお友達も、ぜひやってみてください! なお他の編との繋がりですが、ムーピーやロビタや猿田博士が登場します。ムーピーは過去に登場した特定の個体との繋がりはないように思いますが、ロビタと猿田博士は望郷編ラストで出てきた個体と同一と思われます。 ロビタが優しいんだよな・・・
時代設定は2577年。地球から遠く離れた星から一生をかけてロケットで地球に書類を運ぶ4名の物語です。
ロケットという密室でずっと一緒に暮らす4人。一人ずつ交代ばんこに冷凍睡眠から目覚めて当番をしますが、あるとき乗組員の一名が死亡してるのが発見され・・・
その後は一級品のサスペンス!ミステリー!挑戦的なコマ割りもいい味を出していてグイグイ引き込まれます。
基本的には救いのないエグ目の話ですが、スクランブル・ダンスは楽しそうで、やってみたいと思いました。
他の編との繋がりですが、望郷編で出てきた牧村さんが登場するのと、あと乗組員の一名が猿田彦と血縁がある人物のようです。