4.8
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火の鳥の中でトップクラスに好きな話です!!!火の鳥って、好きな編がそれこそ十人十色で、かなり票が割れる傾向にあると思うのですが、それだけ全てのエピソードが粒ぞろいということではないかと思います。
復活編はいくつかの時代を行き来しながらエピソードが進行します。
火の鳥はシリーズ全体からしてそういう構成をとっているのですが、復活編は一つの編の中でそれをしています。
2482年→2483年→3030年→2484年→3009年→2484年→2917年→3344年
主人公がある事故をきっかけに体の6割ほどを人工物に入れ替えられてしまうのですが、それにより、人間が無機物に、ロボットが人間に見えるようになってしまいます。
・身体の60パーセント人工物に変えられた人間である主人公
・主人公には人間に見えるロボット(主人公にやさしい)
・主人公には無機物に見える人間(主人公を殺そうとする)
・人間らしさとは人間と形が似ていることだと言い、人間に似せて作られたアンドロイドと愛し合う人間
・人間とはかけ離れた容姿だが自分はかつて人間であったと信じるこけし型ロボット
などが登場し、これまでの編でも何回か出てきた「何が人間を人間たらしめるのか」というテーマを考えさせられます。
他の編との繋がりですが、望郷編でちょろっと登場したチヒロがメインキャラの一人として登場します。あとラストで猿田博士が登場し、ロビタも未来編で登場します!