こういうの好きだなーと思った。

手に取ったキッカケが連載誌であるトーチのタグからだったので、期待半分で読んだがしっかり「トーチっぽさ」もあり、マッチしている。

旅先や出張先なんかで、宿泊先で部屋には入ったけど窓からの眺めは雨…というシチュエーション。
出るの面倒だなってなっちゃう時が私は結構あって、そういう時は割と夕飯時まで漫画を読んだりする。
そういうのに向いてるやつ!

・おしゃれな感じがする絵柄・構図。
・物語展開は1話ごと、ショートショート。主人公は同じ。
・文化系要素が多分に含まれている。
・読んでいてハラハラしないってわかる造りをしている。

要素を挙げてみると全然的を射た感じにならなかったが、そういうやつです。
水彩筆っぽい塗りも味があって非常にいい。細かすぎるコマ展開だとちょっと全体が暗く感じてワチャワチャして見えるけど、わざとかも。

あと、意外とハッとするような話も。おすすめ。

こういうの好きだなーと思った。

手に取ったキッカケが連載誌であるトーチのタグからだったの...
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BLUE GIANT SUPREME

ジャズは深くて難しくてカッコいい

BLUE GIANT SUPREME
さいろく
さいろく

まず主人公のダイはすごくすごく熱がある。 周りのメンバーもそれぞれ真っ直ぐで、熱量が高い。 で、出会うその他のジャズやる人達も同様に熱い。 向き先は少し違えども、ジャズに対する熱量の高い人達を描いているんだけど、やり続けるとどういう葛藤があるのか想像もつかない。 ※もちろんコレだけが正解じゃないし特殊なんだけど 前作「ブルージャイアント」で感動と、落胆に近い憤りとを感じた人がほとんどだと思う。シュプリームではさすがに同じことにはならないと信じたい(今でもアレは本当にハッキリ憶えてるぐらいツラく、「ふざけんなーー」と口に出たぐらい熱中というか没入していた) 前作からそうだけど、途中途中で後にダイのことを語る人々(恐らくインタビューを受けている)が出てくる。 そこからは当然、未来がある程度想像できるワードがいくつも含まれており、それを踏まえて読む事でまた口角が上がってしまうのを抑えきれずに先を楽しみにして待とうと思えるそんな漫画。 ジャズが苦手であろうとわからなかろうとそんな事はどうでもいいぐらいに、五感を揺さぶってくるすごい漫画なので絶対読んだほうがいいし出来ればネタバレは見ないほうがいい。 ググると「ブルージャイアント ひどい」が一番上にサジェストされて笑ったけど、シュプリームがなかったら本当にただひどかったかもしれない。 ただ、ひどかった(と私含む多くの読者が思っている)のは本当に後半の、割と最後の方の展開の一部でしかなく、それは本当に衝撃的だったけど、その衝撃が大きい人ほどこの作品をちゃんと読んだ人であるのは間違いない。 大好きなので是非多くの人に読んでもらいたい。

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アスファルトに赤【単話】

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高齢化でシマが小さくなっていく貧乏ヤクザの後継ぎ・大晴は組の行く末に不安を感じていた。育ての親である若頭・仁は上納金のためにご法度に手を染めている…。別の稼ぎ方を考えても、暴力団組員は銀行口座が作れない為、できる仕事は限られていた。そんな時に、ハンドメイドアクセサリーを制作する詩と偶然出会い、自分でアクセサリーを制作して販売することを思いついてーー。反社会勢力、ギャンブルや薬物依存…、ままならない人たちが<路上>で出会い向かう先とは。

ゆずとレモン

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