物語のオチが上手いと思う短編集
表題作「みえちゃんち」は半自伝的ショートストーリーなのですが、自分の子供時代をとても優しい視点で描かれていて素敵だと思いました。どんな大人もみんな子供だったという当たり前だけど忘れがちなことに気づかされました。毎話8Pながら読み応えがあります。他の短編も細やかなキャラクター描写が魅力的です。ファンタジー要素もありつつ思春期の女の子のこじれた青春を描いた「早春狂想曲」が特に好きでした。どの作品もオチが秀逸なので読後の満足度が高かったです。
皆、誰しも過ごした幼少期。ひな祭り、幼馴染、ザリガニ釣り、弟との秘密…懐かしさで泣けてくる半自伝的ショートストーリー、『みえちゃんち』をはじめとする、著者の初短編集!その他、現代を生きる妖怪あずき洗いの日々『あずき日和』、お姫様と騎士の魂が同時に転生しちゃった中学生女子の初恋『早春狂想曲』など、バラエティーに富んだ1冊!
皆、誰しも過ごした幼少期。ひな祭り、幼馴染、ザリガニ釣り、弟との秘密…懐かしさで泣けてくる半自伝的ショートストーリー、『みえちゃんち』をはじめとする、著者の初短編集!その他、現代を生きる妖怪あずき洗いの日々『あずき日和』、お姫様と騎士の魂が同時に転生しちゃった中学生女子の初恋『早春狂想曲』など、バラエティーに富んだ1冊!