重い感じがするけど、読むとそうでもない。
タイトルから虐殺が始まりそうだけど、眠りの国へ誘う授業は生徒たちが受講しているところだけで、読者はマイペースを保てる。 ストーリーは闇を感じる態度の先生が、哲学者たちの言葉を出しながら思春期の生徒たちの心の重荷を減らしてくれる内容。 先生の闇の秘密は?と思いながら、生徒たちの悩みを解決していく様がおもしろい。 ものすごく真面目な先生なのかなと思っていたら、真面目過ぎて茶目っ気もあるのが素敵。 それから、学校の倫理の先生が、非常に癖のある先生だったので、倫理の先生というのはそういうものなのかなと思ったり。 まあ、漫画と違って、90年代学園ドラマに出てきそうな、偏屈おじいちゃんでしたが。
なんとなく4巻あたりまでを第一部、以降を2部と勝手に思っている
生徒同士のディスカッション?ディベート?やらを7巻で2回目、拝見しますが
まとめるのが大学時代の卒業旅行?の回想と合わせることで余計に綺麗に畳んでいるように見えます
おそらく4巻で最終回だとしても違和感はない
連載時と世相が変わってしまい、1人で過ごす時間が多くなってしまった層が多くなったことで
いっそう、本作品の訴えが心に留まり続ける人が増えたことでしょう
殺人などがなぜいけない行為であるのか
を法律や良心の呵責のため、それ以外で正当化または無意識に結果として
人社会、主に経済社会?にいい影響を及ぼしているのだとしたら、そういった人種には
考えさせることで他者への影響力が波及しなくなると想像したら
理屈で片付けられない何かがこの世にやっぱりあるのかなぁとか
ここまで来ると宗教やスピリチュアルの観点になるのかな
やはりいい作品だ
Kindle版を購入しているが度々投稿したレビューを削除する衝動にかられ
実際に削除してしまうため、本サイトに当該レビューを備忘録までに残す