適当にではなく、適度に流される感じがいい
たまたま本屋で目にした知らない漫画、 それも第一巻はなくて第二巻しかない、という、 普段なら購入しないパターン。 でもまあたまにはこういう感じで買って読むのもよかろう、 そう思って買って読んだ漫画の内容が、こういう内容だった。 なんだか本のオーラを自分が感じとって選んだみたいで ちょっと楽しかった(笑) 作者の藤栄先生は 「食べるために生きるんじゃない。 生きるために食べるんだ。」 と考えるタイプだったりしながら、 その日に食べるものに拘ったり、 自分は味覚が鋭くないと自覚しつつも、 それを前提にしたうえで、 美味かった、不味かった、をしみじみ思い返したり、 拘りポイントの有無や強弱がけっこう、可変的。 とはいえ、けして「ハズレも楽しむ」というほどに 達観的でもないんですよね。 チョイスを失敗したことを嘆いたり、 値段分の満足感を得たかどうか結論が出なかったり(笑) 良い意味で一般的。 そのへんの適度なこだわりと妥協を読んでいると なんだか妙にリラックスさせてもえらえるんですよね(笑)。 こういう漫画、好きです。
今まで読んだグルメ漫画と違ったな。
生きることは食べること。食べれなくなったら終わり。
どんな時も、ご飯だけは食べろって、出来そうで意外に難しいと思う。自分も、いつ何時も食べれてる訳ではないし。。深い言葉だと思った。
ご飯ももちろん美味しそうなんだけど、人生について学んでる様なそんな気分にもなった内容でした。
読んで良かった漫画です。