文春オンラインのサイトをわざわざ見にいってるくらい好きな連載です。山本さほ先生ご本人が巻き込まれたトラブルを語るエッセイ漫画なのですが、マジで心配になるやつ、笑える話、共感できる話とバラエティ豊かなのが特徴です。私が好きなのは謎のTwitterアカウントに粘着された話と、おぎぬまXさんが赤塚賞に入選するまでの経緯を語った話と、最近だと百貨店勤務をしていた時に出会ったお客さんシリーズが好きですね。人間ってヤバいですね(いい意味も込めて)!あとがきに「描きたいことのほとんどが炎上しそうで漫画に出来ない」とあったのがすごく気になりました…!

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きょうも厄日です

息の長いシリーズになってほしい #1巻応援

きょうも厄日です 山本さほ
無用ノスケ子
無用ノスケ子

何かとトラブルを引き寄せてしまう作者の実体験を綴ったエッセイ。子供時代から最近の出来事まで、いろんな"厄"をユーモアたっぷりに表現されています。厄日の話ばかりでなく、友人の話だったり、ちょっとした恋愛話(厄あり)も入ってきます。私のお気に入りは、整骨院のおじさんの話。この話、何回読んでも笑ってしまいます。行けるところまで行ってしまう作者も相当おかしいのがよく分かるエピソードでした。漫画家の友人、おぎぬまXさんの登場回はマンガ好き必見で、おぎぬまXさんがいかにして29年ぶりの赤塚賞に入選したのか、実際にどういう人物なのか、この漫画を通して知りました。そして、特別編として収録されている世田谷区役所編。Twitterで話題になり知ってる方も多いと思いますが、世田谷区役所を相手に、三軒茶屋にある「まんがの図書館ガリレオ」を巻き込んだ大騒動を漫画にしたものです。詳細は読んで頂くとして、「描く。今日の出来事マンガにする」と並々ならぬ決意をした時の山本さほさんに痺れます。文春オンラインで、まだまだ連載中の作品ですので、この先も息の長いシリーズになってくれたら嬉しいですね。

モリのアサガオ

死刑を執行する刑務官

モリのアサガオ
かしこ
かしこ

死刑という重いテーマと真正面から向き合った作品です。父親のコネで刑務官になり死刑囚と接することになった実直な性格の主人公・及川。凶悪殺人犯のことが怖いと感じるのは彼らのことを理解しようとしないからだ…という考えに至ってからは、積極的に彼らと関わり更生の道を一緒に模索するようになります。しかし心を入れ替えて自らの罪と向き合ってもすでに決まっている死刑からは逃れることは出来ません。いくら凶悪殺人犯とはいえ国が人を殺してしまう、命を持って罪を償うという死刑制度は本当に正しいのか、主人公は疑問に思うようになります。 登場する死刑囚たちの中でも渡瀬という男と主人公の物語を主軸に描かれていますが、個人的には食堂を経営していた家族を惨殺してしまった星山がメインの回が一番心に残りました。主人公が人形を手作りして家族というものを思い起こさせて自分の罪を認識させることに成功する訳ですが、改心してすぐに死刑が執行される展開にはなんとも言えなくなりました。そういう流れを組みながら親友と言えるまで深い仲になった渡瀬からの「死にたくない」という望みを主人公が却下したのには驚きです。最終的には疑問を持っていた死刑制度についても、死と向き合うことが自らの罪を反省するきっかけに繋がるんじゃないかという考えになっていました。 しかしモリのアサガオ2で、渡瀬の死に携わってから主人公が精神を病んだことが描かれていて、やはりこの問題は深い森の中にあるのだなと思いました。

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てつおとよしえ

てつおとよしえ

マイペースで機械オタクな父・てつおと、倹約家で心配性な母・よしえ。末っ子で心配ばかりかけている「私」。寝たふりをしておんぶされた父の背中、つい辛くあたった思春期、そして、いつの間にか増えた母の手のシワ……。「いつか」が来る前に、私は何ができるだろう? 感動作『岡崎に捧ぐ』の著者が贈る、あの頃といまの家族の話。※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

この町ではひとり

この町ではひとり

『岡崎に捧ぐ』の山本さほ、衝撃最新作!! 美大受験に失敗した山本さんは、自宅に引き籠もってゲーム三昧… ある日、ふと「このままの人生で良いのだろうか?」という不安が過ぎる。そして山本さんは決意する。誰も自分のことを知らない町で、人生をリセットしようと。そこから始まる新たな人生は希望に溢れている! …そのはずだった… 二度と戻りたくはない“あの一年”の記憶を、著者が特別な想いで描く!!

無慈悲な8bit

無慈悲な8bit

三度の飯よりゲーム好きだった子どもが大きくなったらどうなる? 脱サラマンガ家の山本さんは、小さい時からゲームが大好き。そんな作者の赤裸々ライフをゆるりと描く。ファミコン世代の誰もが感じる「懐かしさ」と「あるある」がつまった1冊。同作家の『岡崎に捧ぐ』に登場する「岡崎さん」と「杉ちゃん」も登場するとか!?

岡崎に捧ぐ

岡崎に捧ぐ

2014年にWEB上で公開され始められるや、各界著名人の称賛を浴びるなど瞬く間に話題を呼び、短期でページ1000万ビューを記録した人気エッセイ漫画がついに単行本化!! 作者・山本さほさんが、実際の幼馴染み・岡崎さんとのちょっと特殊な友情を描いた“超プライベート”なふたりの歴史。出会いは小学生時代の1990年代。スーパーファミコン、たまごっち、プレイステーション……懐かしいたくさんのゲームやおもちゃ、笑いと涙のエピソードが、私たちみんなが持つ普遍的な記憶を呼び起こします! 「新しい世代の『ちびまる子ちゃん』」だと評す人もいる注目作、ぜひご一読ください!!

山本さんちのねこの話

山本さんちのねこの話

Twitter投稿時に大反響だった実録猫コメディ!! 『岡崎に捧ぐ』の山本さほが描く絶妙に不条理な実録猫コメディ! 犬派だった著者は、ある日、自宅の前でか細く鳴く捨て猫“トルコ”と出会う… 山本&トルコの笑って怒ってちょい泣ける日々が始まる!!

いつもぼくをみてる

いつもぼくをみてる

子どもにしか見ることのできない白くてカワイイ生き物、その名も「あいつ」…! ぼくたちのとなりにいつもいる「あいつ」は、子どもたちの守り神? それとも…!? 『岡崎に捧ぐ』の山本さほが描く、リアルの隣に不思議が潜む、ちょっと奇妙な子どもの世界!!

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