漠然とした不安とか焦燥感とか無敵感とかそういうものが入り混じった時代。
イライラしたりむしゃくしゃしたり行き場のない感情を抱えてた頃、あったような気がします。

歩道橋から唾吐いたりお菓子万引きしたりするクソガキだけど不良ではないごく普通の男子高校生・タケちゃんの特に何もないけどモヤモヤとした日々のお話。
フラストレーションを大爆発させることもなく、好きで好きで仕方ない女がいるわけでもなく、優等生でも不良でも天才でもない。
何者にもなれないことはなんとなくわかっているけれど、何かやれそうな気がしていた頃。
そういう時代を今まさに生きているタケちゃんを見ていると、懐かしいような切ないような気持ちになります。

青春とか思春期なんて言葉で片付けられないモヤモヤとした概念に実体持たせられるのすごいなあ。

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歩道橋/少年

ほどうきょうしょうねん
著者:INA
ほどうきょうしょうねん
歩道橋/少年
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