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寡黙だけど内面にものすごい怒りのエネルギーを溜めている高校生と、どんなことでもテンピュールのように受け入れる柔軟な先生のコンビは、凸と凹がバッチリはまって相性抜群でした。しかしタイトルに「先生」が入ってる割には先生の活躍が少ないような気がしました。すごくいいキャラなのに勿体無いです…!
でも新人さんの読切って一瞬でも読みにくいな〜って感じると読むのやめたくなっちゃうもんじゃないですか…(自分でも鬼のように残酷だと思いますが、正直誰でもそうだと思う…!)。けれどもこの「先生しっかりしてください」は1ミリも読みにくいと感じることがなかったです。甘島伝記さんはいつでも連載できそうなくらいの力量を持ってると思います。次回作がとっても楽しみです!
彼はいつも怒っている。社会に、学校に、自分自身に。(good!アフタヌーン2022年1月号)