吉祥寺少年歌劇の次の連載がまさかエッセイとは思わなかった!
でもテーマとしてはかなり関心が高いので楽しみです。K成さんが発達障害の診断を受けようと思ったきっかけがカレー沢薫先生の「なおりはしないが、ましになる」だったのがびっくり!これは本当に面白いです。まじでこの漫画きっかけで診断受けようとするひとたくさんいるんだろうな〜!

K成さんって、西つるみ先生の「そうだ、食べ放題行こう」も担当された方でしょうか。もしそうだとしたらなかなかの面白い方だと思います。

フリマアプリのやつめっっっっっちゃわかる
梱包とか発送とかコメントのやり取りとかなんやかんや絶対面倒くさくなってまともに出来ないのわかるから、フリマアプリは絶対にやらないと決めている。

自分で原稿運ばずプロ(バイク便)に任せるというナイス判断

研修のときメモじゃなくて動画撮れたらたしかに確実だよなー。書き漏らしとかなくなるし

「忘れる」に特化したエピソードだけでこんなに出るものか〜と感心したけどわりと身に覚えがあるものが多かった

名前覚えられない話、電話が苦手なのですごくわかる
緊張してるからか保留にした瞬間、かけてきた人か指名された人の名前どっちか忘れることある

最近インスタを見てると発達障害を持つお子さんを療育に通わせてますって投稿がたくさんある気がする。時代が変わったのかな。

「皆で一人の悪口言う方が性格悪いのでは?」「(サプライズ)苦手だから私の時はやめてね」全くその通りだと思います。失言だなんて思えない。
日本だと空気を読まされるので失言になるかもしれないけど、文化がちがう国なら普通の発言かもしれないと思います。もしかすると、発達障害の診断基準って、同じ人でも国が違ったり、時代が違うと変わったりするのでしょうか。

医学的なものですから、別に診断基準そのものは変わらないんじゃないですか?
花粉がない国でも検査すれば花粉症という診断になるはずですから。

確かにいくつか提示されていた例の発言は基本的に間違ってはいない内容ではあるけど、口から出る前に一旦考えるという工程を全く挟むことができないというのを説明するためのものとしてはわかりやすい。あと本当の失言や暴言はこの漫画では自重したのかも・・・

それに波風を立てずに人間関係を築きたいと思ってる人にとってこの特性は辛いと思う。

恐山さんの回、楽しみにしていました。こんなこと言っちゃだめなのかもだけど、初っ端から期待を裏切らない・・・!と感心してしまった。町田先生と共鳴しあってて面白かったです。

「自分だけが面白いと思っていることを書いて、それを繰り返し読んで「おもしれ~」てやってるみたいな」という恐山さんの発言に対して、MちださんとK成さんが「自分だけで完結できるのは豊か」「自分で自分を喜ばせることができる」と言っているのに膝を打つ思いだった。そういう行為って「キモイ」と引かれそうだと思ったけど、そう思わなくてもよかったんだ、って思う人は結構いるんじゃないかと思う。

子供の頃みたいな素直さと自己肯定感はいつまで大事にしていきたいね。社会性が問われないシーンでは他人の視線なんてどうでもいいんだし。世の中で自分くらいは自分の感性を大切にしてあげたい

投薬による効果、恐山さんの場合飲んでから12時間は効果を実感できて、仕事の効率が確実にあがると言っているけど、効いている間ずっと「焦っている(それにより心拍数が上がる)」という状態がしんどそうで、自分だったら薬飲むの嫌になりそうって思っちゃった

自分も「〇〇を✕✕する」って覚えなきゃいけないところを〇〇のところだけ記憶して結局「なんだっけ?」ってなることあるな〜。

恐山さんとのオンライントークイベント、アーカイブで見ましたけどレポ漫画描いてくれるのめちゃくちゃありがたい…!!!

自分に何ができて何が苦手なのか、大人になってこうやって説明することができるようになるけどそれでもケースバイケースだったりして複雑な話になるのに、それが子供の身におこっていて周りにも理解されないなんて状況は考えただけで震えるわ。

思い返すと自分が小学生の時もギリまだ教師からの体罰って残ってたし、みんなと同じことができない子に対する配慮とかもなくて、出来て当たり前で出来ないほうが悪いという価値観だったな。

発達障害なわたしたち

大人の発達障害について #1巻応援

発達障害なわたしたち 町田粥
兎来栄寿
兎来栄寿

『マキとマミ~上司が衰退ジャンルのオタ仲間だった話~』や『吉祥寺少年歌劇』の町田粥さんが、担当編集のK成さんと共に当事者として「大人の発達障害」についていろいろな方々の話を聞いていくエッセイマンガです。 K成さんといえば、マンガ好き界隈では和山やまさんを2000字の長文DMで口説き落とした事件が有名ですが(そこから『女の園の星』が生まれたのは素晴らしいですね)、他にも ・高野ひと深さん『ジーンブライド』 ・池辺葵さん『ブランチライン』 ・ためこうさん『ジェンダーレス男子に愛されています。』 など錚々たる作品・作家さんの担当をされています。個人的には西つるみさんの作品でのイメージも強いです。私は町田粥さんの作品が大好きなこともあり、連載開始時から親近感を持って読んでいました。大事なテーマを丁寧に扱いながらも、笑いも多く取り入れられていて楽しみながらたくさんの学びを得られる内容です。 本作では、カメントツさんなどの同業者や、発達障害の方の支援を行なっている企業の方、医師など、発達障害の当事者や発達障害に詳しい方々が出てきて諸々の角度から語られます。 それぞれの人ごとにそれぞれの特性があり、「ケアレスミスが多く、クラスの忘れ物チャンピオン」「片付けが苦手でカーテンフックは取れたまま」「やりたくないことはやれない/先延ばしにする」、「マルチタスクは苦手だがひらめきやデザイン力には秀でている」、「書類の管理や毎日コツコツが苦手」、「フリマサイトでの発送作業が無理」、「人の顔や名前を覚えるのが苦手」などなど、実例を伴ってさまざまな事例が語られます。 それに対して、「約束をしない」、「カバンを替えない」、「家から出ない」、ヘルシオやホットクックやドラム型洗濯機を活用するなど実践的な対策も多々。何かしらか社会で他の人と上手く行かないと思っている人が読むと、自分もこの類型なのかもしれないと解って大きな助けになるかもしれません。私自身も当てはまる項目が結構あるので、1度診断を受けてみたいなと思わされました。 また、カメントツさんの「よく会話はキャッチボールと言われるが、キャッチボールでなくて良い」という件はなるほどなと思わされました。考え方ひとつを知るだけでも、進む相互理解が溢れています。 心の病気ではなく、脳の働きの違いである発達障害。いまだに理解から程遠い環境もあると思いますが、この1冊を読むだけでも相当に解像度が高まり世界が優しくなるのではないかと思います。スーパーで朝だけ放送を流さない静かな時間帯を設けることで、情報量の多さに苦しくなる人の助けになるなどは日本の店舗でも広まって欲しいです。 また、発達障害の当事者が苦手なことを最初から明文化しておくのはお互いにとっての不幸の芽を刈り取ることに他なりませんし、それが自然にできる社会になれば良いと思います。 余談ですが、『ポポロクロイス物語』や『ボクと魔王』が好きな方に食いつくところ、好きです。

吉祥寺少年歌劇

吉祥寺少年歌劇

元宝塚歌劇団・雪組トップ娘役真彩希帆様 推薦!!「この作品は何てリアルなのでしょう!!主人公・瑞穂、彼の言葉一つ一つに大きく頷く自分がいました。」僕が娘役として舞台に立つ理由、それは君だったのです。吉祥寺少年歌劇は「男子のみ」で構成される伝統の歌劇団。入団へは、付属の音楽学校への入学が必須である。81期生の進藤瑞穂は、男役に憧れて入学したのに娘役と判定されてショックを隠せずにいた。首席候補の白井寿に、娘役への不満をこぼすと、 「じゃあ早くやめろ」と冷たく言い放たれてしまい…。 2人はまだ知らない。その出会いは、互いを舞台の上へ導く運命だったのだと……ーー!自らの理想と、思い通りにならない現実の間で、少年達は己のすべてを懸けて夢の舞台を目指す。舞台芸術を愛するすべての人に捧ぐ青春輪舞曲!

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