第1話を読み始めてすぐにこれは傑作だ!!と分かりました。少女エリーザの天才的な音楽の才能に打ち抜かれた父親が無理やり息子として育てることを決めてしまうのですが、まるでモーツァルトの曲そのもののように目まぐるしく展開するのです。女は作曲家になれないとされた時代の苦肉の策でしたが、モーツァルト本人は音楽に熱中できるので自分の奇妙な境遇にも全く悲観していません。しかし彼の非凡な才能は周りの人間を狂わせていきます。女だと知らないまま結婚してしまったコンスタンツェや、モーツァルトの才能を誰よりも理解しながら嫉妬心を燃やしている宮廷作曲家のサリエリがそうです。特にサリエリは映画「アマデウス」でもかわいそうな役どころでしたが、「マドモアゼル・モーツァルト」ではモーツァルトに恋愛感情まで抱いてしまいます…!男は自分より才能のある女を愛することができるのか?そして女だったモーツァルトの最後とは?ぜひ読んでみて下さい。新装版が今年発売されたので紙派の人も手に入りやすい今がチャンスですよ!

ユリイカ1991年8月臨時増刊号「総特集モーツァルト」に収録されてる「マドモアゼル・モーツァルト外伝」も図書館に行って読んでみた!

年老いたサリエリの元に幽霊になったモーツァルトがやって来て…という話でした。イラスト寄稿みたいな感じなのかなと思ったら8ページくらいあって読み応えあった。せっかくだから新装版コミックスにも収録してくれたらよかったのに。

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