宝塚的な歌劇団員養成学校
元アイドルと身体能力ばり高な女の子の2人が主人公で、トップを目指すというよりも歌劇団員養成学校で日々って感じかなぁ。 最終的には目指してると思うんだけど、それぞれの人間的な成長みたいなものの方が話の中心なのかなという感じ。 もともとジャンプ改でやってたみたいで、ジャンプ改→メロディ版って読むと時系列順
「渡辺さらさ、オスカル様になります!」大正時代に創設され、未婚の女性だけで構成された『紅華歌劇団』。その音楽学校に入学した少女たちの青春が、幕を開ける──! 予科生の授業が講義ばかりで辟易としているさらさ達は、実習をしたいと講師に申し出て…? さらさの音楽学校の合格発表&入学当初からの物語を知りたい方は、前日譚となる「かげきしょうじょ!! シーズンゼロ」上・下巻をお読みください。
11巻まで読了!!
すっごく面白い♬
私の好きなタイプの漫画です。
女子だけの世界で先輩後輩の厳しさ、同期の子たちの駆け引き、友情を描きつつも、紅華歌劇団という劇団で『全は個にして 個は全なり 個は孤にあらず』と切磋琢磨しながらも自分だけが目立つのではなく、調和しながらでないと芝居が成り立たない。という劇団ならではの難しさも同時に描かれている。
そんな、紅華100期生の群像の成長物語でもある。
登場人物のそれぞれの背景も見えて内容量が半端ない!!
そして、巻末にある番外編もスピンオフ作品として読み応え充分。
大満足です。
斉木久美子先生、素敵な作品をありがとうございます。