オススメされたので読んでみました!BL初心者でも読みやすく、すごくピュアな話で心が洗われました。漫画に刺激を求めがちになって心が麻痺していたので生き返ったような気持ちです。メタモルフォーゼの縁側で市野井さんとうららちゃんが読んでいるのもこういうBLなのかな。続編もたくさん出ているようなので読みます!

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モリのアサガオ

死刑を執行する刑務官

モリのアサガオ
かしこ
かしこ

死刑という重いテーマと真正面から向き合った作品です。父親のコネで刑務官になり死刑囚と接することになった実直な性格の主人公・及川。凶悪殺人犯のことが怖いと感じるのは彼らのことを理解しようとしないからだ…という考えに至ってからは、積極的に彼らと関わり更生の道を一緒に模索するようになります。しかし心を入れ替えて自らの罪と向き合ってもすでに決まっている死刑からは逃れることは出来ません。いくら凶悪殺人犯とはいえ国が人を殺してしまう、命を持って罪を償うという死刑制度は本当に正しいのか、主人公は疑問に思うようになります。 登場する死刑囚たちの中でも渡瀬という男と主人公の物語を主軸に描かれていますが、個人的には食堂を経営していた家族を惨殺してしまった星山がメインの回が一番心に残りました。主人公が人形を手作りして家族というものを思い起こさせて自分の罪を認識させることに成功する訳ですが、改心してすぐに死刑が執行される展開にはなんとも言えなくなりました。そういう流れを組みながら親友と言えるまで深い仲になった渡瀬からの「死にたくない」という望みを主人公が却下したのには驚きです。最終的には疑問を持っていた死刑制度についても、死と向き合うことが自らの罪を反省するきっかけに繋がるんじゃないかという考えになっていました。 しかしモリのアサガオ2で、渡瀬の死に携わってから主人公が精神を病んだことが描かれていて、やはりこの問題は深い森の中にあるのだなと思いました。

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ひだまりが聴こえる-春夏秋冬-2【分冊版】

ひだまりが聴こえる-春夏秋冬-2【分冊版】

※「ひだまりが聴こえる-春夏秋冬- 第6話」からタイトル表記を変更しましたが内容は同じものです。【本作品は『オリジナルボーイズラブアンソロジーCannaVol.83』収録作品の単話配信です】一難去り掛かってきた電話は離婚した”太一の父”で──。春夏秋冬編1巻の続きがスタート!文乃ゆき「ひだまりが聴こえる-春夏秋冬-2」【第1話】

ひだまりが聴こえる【単行本 分冊版】

ひだまりが聴こえる【単行本 分冊版】

難聴のせいで何かと誤解を受け周囲とうまく馴染めない大学生の航平は、いつしか人と距離を置くようになっていた。そんな時に出会った同級生の太一。バカみたいに明るい性格で思ったことを何でも口にする彼から「聴こえないのはお前のせいじゃないだろ!」と言われ、航平はその言葉に心の底から救われて……。友達以上、恋人未満。太一との出会いが航平を変えていく。

ひだまりが聴こえる-春夏秋冬-

ひだまりが聴こえる-春夏秋冬-

難聴の大学生・杉原航平と、底抜けに明るい元同級生の佐川太一。二人はノンケ同士でありながらも惹かれ合い、恋人関係になった。そして、季節は春に――航平は就職活動がスタート。太一が勤める会社<sig-n>には新入社員が入ってきた。慌ただしくも充実した生活を送る二人の前に、突如、航平の元カノ・永奈が現れ……!?

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