あらすじ難聴を患い周囲と距離を置くようになってしまった大学生の航平は、底抜けに明るい同級生の太一と出会い、少しずつ変わっていく。そして、両思いになったふたり……。リミット編では、自分のやりたいことを見つけ社会人になった太一と、学生生活を送る航平の新生活がスタート。しかし、想い合うほど二人の気持ちはすれ違っていき――。
美しいタイトルだな…と思ったのが第一印象でした。初心者向けBLだとも聞いていたんですが、刊行から10年経った今の今まで読めずじまいでした。 1巻読んでみてとても感動しました。キャラクターたちの感情の機微が丁寧に繊細に描かれてて、胸がぎゅーっとなりました。特に2話の航平の心情は読んでて心にくるものがありました。そんなひとりぼっちの航平の世界に、太一が現れた。航平にとってのひだまりが太一なんだよねえ…泣ける。2話ラストのコマとかもう、良すぎる。 とか思ってたら3話の航平が声を荒げるシーンが胸に刺さった…そうなんだよ~…現実…こんなに心動かされたのは久しぶりです。とっても良作でした。