田舎で自給自足とはまさにこのこと
四季のある日本の田舎で自給自足の生活を、淡々と誇張なしに描いている(と思う)、新連載。 主人公はかつて漫画家を目指すため上京していましたが、当時の生活費を稼ぐためのアルバイト漬けの生活とは正反対です。たいした装備もなく自分よりはるかに大きいイノシシを捕らえて捌くまでの流れがスムーズだったので相当すごい人だと思いました。 田舎暮らしに憧れてる人は読んでみると気付きがたくさんあるんじゃないでしょうかね。 ちなみに著者って、「かびんのつま」のあきやまひできさんと同じ人?
あらすじの"スペリオール本誌史上最もパースのおかしい"という文言がお気に入りです。たしかにその通りなんですけど、パースが狂ってようが面白ければオッケーですよね。まあ実際すごく面白かったかと言われるとよくわからないですが…
別れた恋人が住んでいる街をうろうろして思い出に浸っている男が主人公。未練タラタラでしょうもなく見えるけど、それだけ幸せな時間が一瞬でも人生にあったという事実は素晴らしいことじゃないでしょうか。これからは前向いていこうぜ。パンツはすぐ捨てな。